11 月号ピックアップ記事 /致知随想
死ぬ気で頑張った経験は一生の宝物になる 小林さやか(ビリギャルモデル)
毎号分野を問わず、一道を切り拓いてこられた5名の方々にご登場いただく連載「致知随想」。創刊当初より読者の皆様から高い人気を得ている人気連載です。
今月は映画化もされたベストセラーのモデルであり、〝ビリギャル〟として一躍脚光を浴びた小林さやかさんがご登場。 今年5月に米コロンビア大学教育大学院を修了して間もない小林さんに、恩師・坪田信貴先生との出逢い、留学での体験、ビリギャルの物語で伝えたいメッセージについて語っていただきました。
結果ではなくプロセスに焦点を当ててほしい。
失敗は成長するために必要なステップだと、思える環境をつくってあげてほしい。
そうすれば、一人ひとりの才能が花開く幸せな社会に繋がる。
これが私の切なる願いであり、ビリギャルの物語で伝えたいメッセージです
小林さやか
ビリギャルモデル
私がモデルとなり、累計100万部を突破した『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』の出版から早10余年。出版や講演を通して、いまも変わらずビリギャルとして活動させていただいています。
これらもビリギャルの著者である坪田信貴先生との出逢いから始まったことを思うと、感謝してもし切れません。
地元・名古屋の中高大一貫校に入学した私は、受験勉強の反動から夜遅くまで遊び回るように。素行不良で停学になることもしばしば。ついには大学への内部推薦は受けられないと告げられました。
そうして迎えた高校2年の夏、母の薦めで面談に行ったのが坪田先生の勤める個人塾でした。周りの大人に煙たがられていた私にとって、坪田先生は私の話に真摯に耳を傾けてくれる、初めての大人でした。2時間話し込んだ末、先生はこう呟かれたのです。
……(続きは本誌にて)
プロフィール
小林さやか
こばやし・さやか――1988年名古屋市生まれ。高校2年の時に出会った恩師・坪田信貴氏の著書『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』(通称:ビリギャル)の主人公。慶應義塾大学卒業後、ウェディングプランナーを経て、“ビリギャル本人"としての講演や執筆活動などを展開。2019年聖心女子大学大学院へ進学、21年3月修了。22年9月米国コロンビア大学教育大学院の認知科学プログラムに留学。24年5月修了。著書に『私はこうして勉強にハマった』(サンクチュアリ出版)『ビリギャルが、またビリになった日 勉強が大嫌いだった私が、34歳で米国名門大学院に行くまで』(講談社)がある。
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