『致知』に寄せられたお客様の声

『致知』を読んでのうれしいお便りがたくさん届いています。 ご感想の一部を紹介いたします。
※皆さまの声をお寄せください。
致知出版社では『致知』との出逢い、『致知』で得られた気づき、感動、喜びの声を募集しています。ご応募をお待ちしています。
Eメール henshu@chichi.co.jp / お問い合わせTEL 03-3796-2113

    • 『致知』への思い、『致知』の感動をテーマとした短歌・俳句

      致知出版社では創刊四十周年を記念し、読者参加型企画として『致知』への思い、『致知』から得た感動をテーマとした短歌、俳句を募集しました。その結果、短歌部門には351首、俳句部門には286句(計637作品)のご応募をいただきました。編集部での一次審査、弊社社長による二次審査を経て、本誌連載でお馴染みの歴史作家・童門冬二先生に最終審査をお願いしました。
       ご応募いただきました作品は、どれも『致知』への愛情に溢れており、そこに込められた皆様の思いをありがたく受け止めさせていただくと同時に、40周年という節目を迎えた『致知』に対する強い期待を感じました。
       作品はいずれも甲乙つけがたい力作揃いで、一点一点を吟味しながら選考に当たらせていただきました。ご応募いただきました皆様に心からの感謝の意を表しつつ、ここに入賞作、並びに一次審査通過作品をご紹介いたします。(敬称略/五十音順)

      ●致知大賞
      致知こそは順逆越える道標 我が生き方に迷うことなし
      沖縄県那覇市/山城東雄(73歳)

      ●優秀賞
      子の窮地救う箴言贈らんと 致知既存号掘るように読む
      秋田県横手市/後藤昇(56歳)

      人生は偉大な人のめぐり合い 致知で知りえた喜び深かし
      愛知県名古屋市/竹中右門(78歳)

      ●佳 作
      人の道あやまり落ちて獄の中 「致知」より学び再起誓いて
      岐阜県岐阜市/有村博幸(59歳)

      お父ちゃん届きましたと妻の声 「致知」が絆で夫婦円満
      和歌山県和歌山市/小岡俊雄(81歳)

      致知よみて「余生」と云ふを字引より 消さねばならぬ八十路こゆれど
      長野県飯山市/佐藤覺(82歳)

      致知読みて萎えたる心 よみがえり
      長野県上田市/滝澤幸雄(57歳)

      人生のデコボコ道も 「致知」が杖
      静岡県藤枝市/中田美子(74歳)


      ●短歌部門一次審査通過作品

      口喧嘩気落ちしながら『致知』読めば いつも見つかる和解の言葉
      新潟県村上市/東幸夫

      人生は心一つの置き所 「致知」の教えに生かされて今
      北海道北見市/飯田淳一

      胸躍る致知を待ちかね走り出す 郵便ポスト開けては閉める
      埼玉県川越市/飯渕謙一

      ありがたき致知からもらう言葉にて 人に役立ち感謝を受ける
      栃木県大田原市/植木武

      人生はこころひとつのおきどころ 致知に学びて一隅照らす
      神奈川県南足柄市/浦和幸光

      高令の心に光ともされて 致知なる本に逢えたる喜び
      佐賀県鳥栖市/嬉野早苗

      琴線に触れる言葉を書き留める「致知」の読後の悦びの時
      茨城県常総市/海老沼一義

      迷いては「致知」を手に取り指針とす 父の教えのごとき「致知」なり
      宮崎県都城市/大重哲子

      現し身の御魂磨きを重ねつつ 見上げる先に「致知」の導光
      東京都葛飾区/大西澄治

      日の本の歴史と未来祈り込め 明るく照らす「致知」に感謝
      宮城県気仙沼市/小野寺賢

      愚痴多く不足不満が積ったら 致知を開いて感謝に変える
      三重県桑名市/貝沼朋

      「致知」からの学びをいかに表さむ 問われしぞ今憤せよ同志
      神奈川県横浜市/柏木満美

      太き道明るき道を示されし 「致知」の教えを今日も確かむ
      群馬県吾妻郡/唐澤米子

      致知読みて社内の雰囲気変わりけり 弊社永遠に続かまほしけれ
      福岡県福岡市/川口りさ

      「くじけるな」弱さに塩ふる父母のごと 叱咤の声が「致知」から聴こゆ
      宮城県登米市/日下修

      「致知」読めばあるべき姿貫けと 祖母の思いがまたよみがえる
      兵庫県神戸市/小坂芳樹

      若き日に致知と出会いて30年 学びの道は日々新たなり
      埼玉県蕨市/小林直志

      朝起きて「致知」のメールに刺激受け 今を頑張る糧となりけり
      大阪府堺市/財間昭一

      人生の無常の波に揉まれても 「致知」みちしるべ奮起溢れる
      福井県坂井市/佐藤和子

      この道を進んで良いか迷うとき 致知のことばに背中押される
      愛知県名古屋市/佐藤友美

      若き日に父より受けし「致知」を手に 倦まず弛まず頂目指し
      兵庫県神戸市/澤田隆一郎

      トイレにて涙を流す時もある 致知の言葉が私の支え
      愛媛県大洲市/芝田徳男

      人として誠の道を踏みゆかん 心の糧の致知を友とし
      神奈川県相模原市/武井孝夫

      親がいる御先祖がいる有り難さ 「致知」より学ぶ命の重み
      大阪府大阪市/竹田元生

      悩み抜き苦しみ消えぬその中で 悲感を止める薬は「致知」で
      石川県金沢市/田島栄一

      乗り超えるために苦悩はあるものと 「致知」のひとこと我を鼓舞する
      長野県諏訪郡/土川良次

      実りある日々の暮らしを目指すなか 致知の音読我が家の糧に
      岡山県浅口市/長倉節二

      八十路こえ「致知」まつ日々に胸おどり 我が人生の余韻にひたる
      千葉県船橋市/永野千里

      空港で隣の人が致知よみて 明るき祖国やがて来たりぬ
      長崎県長崎市/西島英雄

      今日あたり届く頃かと門に立ち バイクの音に我は致知待つ
      福岡県福津市/西田アサオ

      深夜便聞きいるある夜致知を知り 探し求めて肌身離さず
      福井県敦賀市/服部藤江

      逆境も笑って流すたくましさ 致知と出合ってパワーアップ
      福島県福島市/半澤裕見子

      我常に悩み苦しみ迷う時 指針を求め「致知」読み返す
      兵庫県三木市/東山茂樹

      楽しみは茶菓子持ち寄りママ友と 木鶏会で高め合うとき
      東京都豊島区/平井仁子

      苦しさに呻いて天を仰ぐとき 先哲の言葉「致知」から聞こゆ
      神奈川県横浜市/深串方彦

      「致知」を師に生きる若者ふえゆけば 日本の将来明るくなるらむ
      徳島県徳島市/福原一子

      我生まれる前より続く「致知」の 波寄せて返して世代を繋ぐ
      岐阜県加茂郡/細江美幸

      古希すぎていくつか越えた迷い道 「致知」のともしび心を照らす
      埼玉県川口市/細野芳勝

      致知読みて学びの道の尊しや 心はゆたに深くなりけり
      埼玉県所沢市/堀内佐和子

      凜凜と志高く育つ我が子らよ 致知への感謝尽きることなし
      東京都世田谷区/水上芙佐子

      年経ても迷いの多き我なれど 「致知」から喝を受け奮い立つ
      静岡県掛川市/宮川正夫

      朝礼でヤル気と元気伝えたい 「致知」の金言いつも拝借
      北海道札幌市/村重聡

      朝ごとに「致知」のことばをひとつづつ 指針にせよと子等にメールす
      埼玉県鴻巣市/山口千代子

      「致知」届く心はおどり身はしまる 正座の足のしびれ気付かず
      沖縄県宜野湾市/山口博司

      白秋に出逢いし「致知」に感謝して 青春の恩返すよろこび
      兵庫県明石市/山本俊幸

      人生を致知と一緒に歩みゆく 春夏秋冬磨きがかかる
      香川県綾歌郡/吉門清秀

      致知はいま素直に生きる知恵の友 卒寿を歩む心の支え
      神奈川県横浜市/渡辺子之治


      ●俳句部門一次審査通過作品

      相席も「致知」を読みゐる冷房車
      愛媛県新居浜市/一色明繁

      懸命に生きてごらんと「致知」語る
      北海道旭川市/伊藤正直

      薫風や致知を座右の師と崇め
      福岡県福岡市/井上佐重子

      我人生を共に歩むは妻と致知
      福岡県春日市/井上覚

      「致知」読んでかくありたしと日記に書く
      千葉県柏市/入澤滋

      安心と元気と勇気致知くれる
      熊本県熊本市/岩村喜志子

      人生の枯野に致知の杖言葉
      兵庫県神戸市/大岩正彦

      「致知」の言遠き祖先の声と聴く
      福島県いわき市/川崎葉子

      致知読みて知識重ねた母強し
      大阪府枚方市/河野由起子

      自堕落の吾を励ます『致知』の本
      埼玉県さいたま市/小松功

      艱難に心のいやし致知を読む
      宮城県仙台市/澁木浩明

      『致知』読みて憧れの「師」に近づかん
      愛知県名古屋市/宗宮純子

      苦も楽も致知に寄りそい四十年
      北海道旭川市/高橋国臣

      二時間の通勤電車致知が友
      埼玉県さいたま市/武田七郎

      終夜灯下親しき「致知」に酔ふ
      滋賀県高島市/地村邦子

      致知からのきついお灸で今がある
      岡山県浅口市/長倉節子

      一雫石をも穿つ致知言葉
      熊本県熊本市/中野和彦

      人生の岐路にはいつも父と致知
      岡山県倉敷市/中山光治

      致知を読み自分と向き合い日々反省
      埼玉県さいたま市/萩原祥精

      亡き父の特攻魂『致知』に在り
      東京都杉並区/日髙友子

      朝顔や汲めども尽きぬ『致知』の水
      東京都八王子市/安武豊

      「致知」糧に片肺裸身闘志湧く
      東京都江東区/山口洋

      致知を読む生きる火種を吹き起こす
      福岡県糸島市/吉丸房江


      【創刊 40 周年企画:2018年致知10月号掲載】

    • 『致知』を読む教師が増えれば日本の教育は必ずよくなる

      私が『致知』の購読を始めたのは平成9年。かれこれ20年以上になりますが、人間学への目覚めといえば、中学生の頃に遡ります。佐藤哲夫先生という陸軍士官学校出身の先生との出逢いが、私の一生を決めることになったのでした。
       東西の古典に通暁され、自ら和歌や漢詩を詠む佐藤先生は、地域の若者を集めた「朋友の集い」という勉強会をご自宅で開かれていて、私も高校生の頃から参加するようになりました。倉田百三や影山正治、安岡正篤、道元、『古事記』『万葉集』などの学びにより、若くして日本精神の扉を開かれたことは、私の人生にとって、どれほど大きな財産になったことでしょう。
       昭和47年、船橋市内の中学校で学年主任を任された時、私は佐藤先生に倣い、若い教師たちを月に一回自宅に呼んで勉強会を開くようになりました。彼等が教育の対象が「人間」であるにもかかわらず、肝腎の人間を学ばずにいることに、「これではいかん」と思ったからです。
       この勉強会は私の入院などによって、やむなく中断した時期もありましたが、「まほろばの会」として今日まで約半世紀の間存続しています。一回の参加者は平均して10名。時間を忘れて夜遅くまで教育の未来や教師のあり方について論じ合ったり、難解な道元の『正法眼蔵』を13年かけて読み解いたり、懐かしい思い出ばかりが蘇ってきます。
      『致知』に出逢ったのは、そういう勉強会を続ける中でのことでした。人間学を学ぶ上で優れた教材がここにあると感じた私は勉強会の最初に『致知』を皆で輪読し、その上で私の教育観を伝えるようになっていきました。そして、次第に『致知』を読む教師が千人、一万人と増えれば、必ずこの日本の教育はよくなるという思いを強くするようになったのです。
       平成15年、私が小学校校長を最後に、定年退職を迎えたこの年、私に学びたいという渡邉尚久君という熱意ある若い教師に出逢い、この『致知』への思いを伝えました。この言葉に反応した渡邉君は、『致知』を熱心に読み、周りの教師たちにも購読を勧めるようになりました。
       その彼は、一年ほど前から致知教師木鶏会を立ち上げ、東京近郊の仲間とともに月一回の『致知』の学びを重ねています。こういう動きが若い教師の間から出てくることは誠に頼もしく、喜ばしい限りです。
       私は佐藤先生に一歩でも近づきたいという思いで勉強会を開いてきましたが、まだまだ道半ばの感を禁じ得ません。しかし、一方で勉強会をとおして最高の学びを得ているのは、他ならぬ私自身であるという感慨を深くしています。
      「一眼は遠く歴史の彼方を、そして一眼は脚下の実践へ」という森信三先生の言葉があります。人間学とともに日々の教育実践にも研鑽を積んでいく。『致知』に学びながら、そういう教師を一人でも多く育てていきたいと思っています。

      千葉県 元小・中学校校長 土屋秀宇さん(75歳)

    • 『致知』をとおして「人間力を磨く」ことを学んだ

      『致知』という月刊誌があることを知ったのは、10年前、入社20年の節目の年でした。密かに社内木鶏会(『致知』を活用した社内勉強会)を導入したいと考えていた当社社長の村山明子からの紹介でした。
       長年、トラックの運転に携わってきた私は、文章を読むことも書くことも、また人前で話すことも大の苦手でした。
      「難しそう」というのが『致知』の第一印象でしたが、何気なくある記事を読み進めているうちに、「自分たちがやってきたことは間違いなかった」というお墨つきをもらったような感覚を抱きました。
       というのも、その頃、村山と私は「会社の発展は社員の頭数ではない。社員も商品も質が第一。よき人材が集結すれば、小さな会社でも必ず伸びる」という信念のもとで、人材教育に取り組んでいたからです。「ああ、『致知』は私と同じ考えの人たちが登場しているんだな」と合点し、熱心に愛読するようになりました。
       村山と私は、社員と一緒に『致知』の感動を分かち合いたいと考え、リーダーミーティングの場を活用して10名ほどで社内木鶏会をスタート。しかし、10年前の当社はリーダーといえども、私と同様、文章を読まない、書かない、発言できない者ばかりでした。
       それでも一年ほど経つと、そんな彼らにも変化が現れ始めました。A4の用紙に三分の一程度しか感想文を書けなかったのが、表面だけでは足りず裏面まで使ってビッシリ感想をしたためるなど驚くような成長を遂げていきました。
       また、木鶏会が定着するにつれて社員の表情は明るくなり、積極的に挨拶ができるようになりました。一般に運送業界は社内での運転手同士の横の繋がりが希薄なものですが、当社の場合はコミュニケーションが盛んで、困っている運転手がいるとお互いに助け合う社風が育まれてきました。『致知』を読むことによって社の雰囲気は大きく変わりました。今年新社屋が完成し、新しい飛躍を皆で誓い合っています。
       いままで知らなかった人間学の世界に触れるのは、私自身にとっても大きな喜びでした。誌面で読んだことは、実際に目と耳で触れたくなるものです。
       森信三先生の人生に興味を抱いた私は、近くの半田市に森先生のお墓があると聞いて訪ねたことがあります。かつての私であれば森先生に興味を持つことはまずなかったでしょうし、ましてや菩提寺に詣でることなど考えもしなかったでしょう。気がつけば、私の中にも大きな変化が起きていたのです。
      「人間力を磨く」。これは私が『致知』から学んだ最も大きなテーマです。『致知』を読みながら、自分の仕事のあり方や考え方が正しいかどうかを図る判断材料にしているのも、私なりの人間力の磨き方です。
       

      愛知県 愛東運輸常務 浜島崟欣さん(70歳)

    • 家庭内木鶏会で家族の絆を育む

       ともに仕事をしているライターさんの紹介で『致知』に出逢ったのは一年三か月ほど前ですから、読者歴としては決して長くはありません。しかし、私は『致知』を最初に手にした時から、そこに込められた思いや内容にすっかり魅了されてきました。
       一番の理由は、当社の理念と『致知』の考え方が見事にマッチしていたからです。当社は二〇〇一年の創業以来、「志の実現に貢献する」を理念に、企業様の理念策定やブランディング、コンテンツ制作などのお手伝いをしています。志を忘れかけた軽薄な日本の風潮に疑問を抱いていた私は、志ある企業のお役立ちをしたいという思いで会社を立ち上げ頑張ってきていただけに、『致知』には何か強く引き合うものを感じたのです。
      『致知』を社員教育に取り入れるのにも、さして時間はかかりませんでした。一年が経過したいま、社内木鶏会ならではの美点凝視の精神が浸透し、社員の意識も少しずつ変わり始めました。二〇一八年「働きがいのある会社」ランキング小規模部門(GPTW主催)でベストカンパニーに選出されたのも、社内木鶏会と無関係ではありません。
       社内木鶏会を始めてしばらくした頃、私はこの木鶏会を家庭でもやってみたい、と考えるようになりました。私たち夫婦と当時中学二年生の長女、小学六年生の長男の四人で昨年七月に始めました。
       最初、妻は何となく消極的で、長男は思うように感想が発表できずに涙ぐんでしまったりと、不安を抱えながらのスタートとなりましたが、回を重ねる度に妻は顔つきが変わり、誰よりも熱心に参加するようになりました。皆が難しい古典の言葉にも馴染んできて、日常会話は『致知』の話がよく出ます。
       長男は、辛い時でも決して諦めないこと、子供の時にコツコツと努力を重ねることで立派な大人になることを『致知』から学んだと話してくれています。『致知』はいまや我が家になくてはならない存在です。

      東京都 パラドックス代表 鈴木猛之さん(49歳)

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