『致知』に寄せられたお客様の声

『致知』を読んでのうれしいお便りがたくさん届いています。 ご感想の一部を紹介いたします。

  • 『致知』は、私にとって自分自身を高める『生き様の宝箱』

    群馬県 一般社団法人 開華GPE 代表理事 村松大輔 様(45歳)

    私が最初に『致知』と出逢ったのは、今から約20年前です。当時私はまだ20代で、父親の経営する会社に勤めるもうまくいかず、社員との人間関係に苦悩するなど大きな壁に直面していた最中でした。

    何かにすがるような思いで購読をしたものの、当時の自分には響かず、1年間だけ購読して止めてしまっていました。 その後うつを患い、それを克服しようとする過程で、量子力学という法則に出会い、大切なのは相手と自分との関係ではなくて、自分と自分自身との関係だと気づいたところから人生が変化していきました。 その中で、吉田松陰の松下村塾のような寺子屋をやりたい、という思いで2013年に地元の群馬県で学習塾を立ち上げました。

    心の本質に火を点ければ、子供たちはどんどん成長していくので、一般教科の指導に加えて、メンタルのあり方や生き方、自分自身への言葉がけなどを通じた脳力開発にも力を入れています。これまで約800人の子と向き合ってくる中で、自分自身人生を模索する中で気づいた大切な「人生は自分が発振した通りに現実化する」ことを子どもたちにも伝えています。

    塾を立ち上げて3年ちょっと経ったとき、再び周りの人たちからの紹介で『致知』と出会いました。すごい人が読んでいる雑誌で、こういう格好いい人格者の方たちが読んでいるから、読み続けていけば自分もそうなれると思い、読み始めました。 再び出会った『致知』は、私にとって自分自身を高める『生き様の宝箱』になっています。苦労している人や人生を切りひらいてきた人たちがどういう考えでいまに至るのか、その人たちの熱意や思い、人生の味わいを知ることができます。中でも、ノーベル賞クラス、オリンピッククラス、プロの監督クラスの決意覚悟を一冊で読めるのは、他の雑誌にはない素晴らしい点です。「人ってここまで行けるんだ。ならば自分もそこまで行けるはずだ」という人生のお手本を毎月見させてもらっていて、『致知』にご登場の各界で活躍されている方々から、良い周波数を受けとって、自分自身を高めています。

    日々の心の習慣が自分自身の人生を変えることを私自身体験してきたからこそ、「生き様の宝箱」である『致知』で、これからも意識を深め在り方を整えていきます。そして自分自身を磨き、よい思いを世界に発振していくことで、少しでも社会に貢献していくことができたら嬉しいです。

    『致知』は子育ての「手引書」

    大阪府在住 マザーズスマイルアンバサダー協会代表理事 田崎由美 様(47歳)

     18年前、当時3歳の息子は難病を患い、1年近く大学病院に入院しました。ベッドに座る小さな我が子に、私は「どんな時でもこの子を照らす太陽になろう」と心に誓い、明るく、楽しく、力になる言葉をかけ続けました。その存在に寄り添うことで、息子は「ママと一緒で幸せ」と感じてくれていたと思います。彼は大人でも耐えがたい大変な治療を、私を信じ乗り越えてくれました。
     しかし彼の前では笑顔を絶やさなかった私も、不安と心配のあまり、深夜病室で何度も声を殺して泣きました。携帯電話の明かりで本を百冊以上読みました。自分の心の弱さに向き合う時間でした。
     息子の病気は完治に10年は必要な難病。私は未来を描くことができませんでした。そんな時、お世話になっていた先生に『致知』を紹介していただいたのです。
     登場者の皆様の生い立ち、心の持ちようを拝見すると、どの方も困難や病を通してご自分を省み、答えを見出され、素晴らしいご活躍をされている方ばかりでした。私は「きっとこの子にもそんな力が備わっている。だからこそ選ばれたに違いない」と実感しました。心に触れた言葉に線を引き、落とし込むために読みました。
     まず子育てを任された自分自身を成長させることが必要でした。
     鍵山秀三郎先生が実践する素手でのトイレ掃除は、自分の心を磨くため、いまなお続けています。子供たちが小学生になると、夏休みには自らトイレ掃除をやってくれました。また、森信三先生の「しつけの三原則」は自分も一緒に取り組み、身につけました。
    『致知』の言葉を忠実に積み重ねていった結果、「子供を一人の人として尊敬し、素晴らしい子だと信じて育てる」というぶれない信念が生まれました。そしてその信念が「我が子を信じる力」になりました。私にとって『致知』は、「子育ての手引書」そのものです。いまでは息子は成人し、自分の人生を歩き始めました。森先生がおっしゃるように、誰もが生まれながらに天から授かった封書を持っていて、そこにはこの世で成し遂げる自分との約束が書かれている。生かされていることに感謝し、一度きりの人生を、天命を全うして生きる。毎月の『致知』を拝読し、子供とその言葉を共有しながら人間力を高めていきたいと思います。
     現在、お母さん方に心と自信を育む子供とのコミュニケーションをお伝えしています。子供を授かり尊い役割を担うお母さん方に、ぜひ大切な『致知』の生きる力になる言葉を伝えていきたいと考えています。

    子どもの未来のために『致知』から学ぶ

    東京都 学校法人 みのり幼稚園園長 濱田実様

    現在の日本は、幕末から明治に変わろうとしていた頃と似た状況にあるのではないかと感じています。すなわち、それまでの常識がまったく通用しない、新たな変革の時代です。四書や五経により、幼い頃から人間の生きるべき道を正しく学んでいた当時の偉人たちは、そのような混迷のなかにあっても、惑うことなく、明治という新しい日本の姿を思い描き、形づくることに成功しました。新型コロナウイルスの感染拡大により、世界の状況は一変しました。
    「コロナ後」という不透明な時代を、これから生きていかなくてはならない子ども達へ、われわれは何を伝え、何を託すべきでしょうか。そのように考えたとき、何よりもまず、私たち自身が正しい生きかたを学び、実践していくべきではないかということに思い至ります。それを可能にしてくれるのが『致知』です。『致知』で語られる含蓄に富んだ言葉の数々が、一流の生き方、哲学や世界観を、私たちに教えてくれるのです。

    『致知』は月刊誌ですが、いつまでも手元に置いて何度も読み返す価値があります。これからの新しい時代に向けて迷わないために、親や教師といった、次世代を育てる役割を担う方々には是非、『致知』を手にしていただきたいと考えております。

    『致知』から多くの言葉を学び、日本一熱い教師を目指して

    熊本県 専門学校2年生 那須崇音 様

    「人間はできるだけ早くから、良き師、良き友を持ち、良き書を読み、ひそかに自ら省み、自らを修めることである。人生は、心がけと努力次第である」安岡正篤先生の言葉に出逢った高校入学当初、人間学のことなど知らない私に簿記部の顧問である木庭寛幸先生は、たくさんの言葉を熱心に語られていました。そして、先生が毎回話をされる度に紹介されていたのが、人間学を学ぶ月刊誌『致知』でした。『致知』の中には先達の素晴らしいお言葉が鏤められており、その言葉の数々を先生は私たちの心に響くように話してくださいました。しかし、未熟な私は、言葉の意味と重みを十分に理解できないまま、日々を過ごしていました。

    月日が流れ高校二年生になると、部活動は私たちが中心となりました。後輩ができたことによって、少しでも尊敬される先輩になりたいと考え、『致知』を購読することを決意しました。しかし、それまであまり本を読んでこなかった私は、毎月読み続けることの難しさを痛感しました。そして、段々と読まなくなっていきました。そんなある日、悲しい出来事が起こりました。それは恩師である中学校の校長先生の早過ぎる死でした。そして弔問のために校長先生の自宅を訪れた際、改めて校長先生の偉大さを目の当たりにしました。その部屋には数えきれないほどの本と、過去四十年分の『致知』が整然と並べられていました。その時に私は、「変わりたい! 恩返しがしたい!」と心の中で叫びました。そして、情熱溢れる「教師」になり、私を変えてくださった校長先生を超えることを、その日決意しました。その日から私はまた『致知』を貪るように読むようになり、毎月届く『致知』が本当に楽しみになりました。
    「日常の出来事に一喜一憂せず、現在の仕事を自分の生涯の仕事として打ち込むこと。そして、それを信念にまで高めなければ自己の確立はあり得ない」
    これは、安岡正篤先生のお言葉です。やはり、『致知』に出てこられる方々は、私よりも経験豊富で、何事にも一所懸命です。そして何よりも、成功だけではなく、たくさんの失敗を経験されています。このことに気づいた私は、自分の見識の浅さ、意識の低さ、視野の狭さに改めて気づくことができました。

    また、私は『致知』の創刊理念にも心を打たれました。「いつの時代でも、仕事にも人生にも真剣に取り組んでいる人はいる。そういう人たちの心の糧になる雑誌を創ろう」この理念を知ってから、私は「もっと『致知』を読みたい」「もっと多くの人に読んでもらいたい、知ってもらいたい」と思うようになりました。「教育は結局は教師の魂にあり。それが教育の本質である」『致知』二〇一九年一月号、野口芳宏先生のお言葉です。このお言葉は、教師を志している私に、これからのあり方について、語り掛けてくださっているようでした。いま、世の中の教育は、少し間違っている部分があると感じています。それは野口先生がおっしゃる「魂」が欠けているからだと思います。教わる側にも「やる気、元気、活気」がなければ、日本の未来はないと思います。「熱を持て。誠を持て」熊本県出身の北里柴三郎先生のお言葉です。この言葉のように、私たちが情熱と誠実さを備えた人物へと成長しなければなりません。

    私は将来、教育という仕事を通じて、日本の未来を支える一灯になります。学校のこと、生徒のこと、これからの日本の未来のことを一番に考え続ける熱い教師になります。そしてこれからも、熊本県や日本、世界を支える「財産の人財」を目指し、己を磨き続けながら、人財育成に精進していきます。

    世界一、日本一の人の生き方に学び、実践していきたい

    東京都 早稲田大学スポーツ科学部 古賀 由教 様(18歳)
    高校時代、思い出に残る話があります。 全国大会の一か月ほど前、練習中に骨折して入院を余儀なくされてしまったのです。この時も、どれだけ『致知』に励まされたことでしょうか。僕はベッドの上で『致知』に出てくる人たちの言葉をノートにメモしては繰り返し読み、「試合に出られないかもしれない」という不安を打ち消し、「もう一度頑張ろう」と自分を鼓舞しました。驚いたのは、見舞いに来てくださる方の何人もが「君は『致知』を読んでいるのか。私も読んでいるよ」と語りかけてくださったことです。東福岡高校ラグビー部を何度も日本一に導いてこられた前監督の谷崎重幸先生が『致知』の熱心な愛読者であり、谷崎先生の薦めで読者になったラグビー関係者が何人もおられたのです。

    いま僕は早稲田大学ラグビー部に所属しています。母が大学の入学祝いに定期購読をプレゼントしてくれましたので、練習の行き帰りなど毎号楽しみに読ませていただいています。以前は分からなかった内容も、少しずつ理解できるようになりました。 僕の目標ははっきりしています。何としても大学ラグビーで日本一の座を射止めることです。そのためにも『致知』に登場する世界一、日本一の人の生き方に学び、学問やクラブ活動の場で実践していきたいと思っています。

    『致知』に触れることで、懸命に生き抜いた祖父の存在がより身近になった

    京都府 関西致知若獅子の会 三代目代表世話人 和田真吾様

    また、この季節がやってきた。8月28日は祖父の命日である。私の人生に最も影響を与えてくれたのは祖父だ。しかし、その祖父の偉大さを教えてくれたのは『致知』との出逢いだった。私が『致知』の存在を知ったのは、 22歳の春で、 新入社員として入社させていただいた前職の会社だった。ただ、商談の部屋に『致知』が並んでいたことは知っていても、実際に手に取って読むことはなかった。

    27歳、夏、私の人生は大きく変化する。それは、祖父が肺がんによって他界したこと。私は幼少期のほとんどの時間を祖父と過ごし、学生時代、社会人となっても休暇には欠かさず帰省し元気な姿を確かめるのが常だった。祖父の死は、当たり前と感じていた日常を大きく変えた。と同時に、これまで感じたことのない悲しみを体験した出来事でもあった。通夜・葬儀が慌ただしく終了し、大勢の親族が集まった会場を無感情なまま眺めていると、ふとこのような疑問が湧き上がってきた。

    「目の前にいる親族を、長男として守ることが本当にできるのだろうか」

    私の祖父は高校卒業後、油送船の船長となりアジア諸国を回ったと聞いている。94歳になる祖母は「じいちゃんが家に帰ってくるのは、2か月に一度だった」 と言っていた。祖父は10人きょうだいの長男で、きょうだいや家族を養うために必死に働いたと聞いた。当時では当たり前かもしれないが、私にとってその働き方はとても眩しく感じた。いま思うと祖父の生き方を知ることで、私の働き方は大きく変わったように思う。翌年の秋に医療用医薬品を扱うMRという職業に転職し、がん患者様への治療を医師に情報提供する仕事をするようになった。

    不思議なもので同じタイミングで『致知』や『大学』、若獅子の会の仲間との出逢いがあった。仲間と毎月集い、『致知』に触れることで、懸命に生き抜いた祖父の存在がより身近に感じられ、改めて尊敬の念を抱くことも多い。

    『大学』には「格物・致知・誠意・正心・修身・斉家・治国・平天下」という言葉がある。世の中をよくしたいならば、自分自身を修め、家族を守れる自分にならないことには、大事を成すことはできないという教訓である。家族を守り続けた偉大な祖父に少しでも近づいていけるような自分になるべく、これからも『致知』に学んで自分を修めていきたい。

    『致知』は自身を目覚めさせ、行くべき先を 懐中電灯のように照らしてくれる道しるべ

    ドイツ在住 橋詰いづみ 様

    ドイツに住み始めた頃、心寂しくなりがちの私を支え、そして慰めてくれたのが月刊誌『致知』でした。いまでは毎月『致知』が届くと、日本の心の友が訪ねてくださったような喜びを感じます。『致知』は日本語のブラッシュアップ、そして日本の現状を深く知る手掛かりに役立っています。そして何よりも、いろいろな分野で活躍されている先駆者の方々が、苦しみ、もがきながら現在に至るまでの話を読むと、魂が揺さぶられます。

    私にとって『致知』は自身を目覚めさせ、暗闇の道中、行くべき先を 懐中電灯のように照らしてくれる道しるべです。

    『致知』を読んでいた折、ある男性の「致知と私」の投稿文が目に止まり、ドイツでも 『致知』を購読していらっしゃる方がいることを知りました。 そのことがきっかけとなって、2015年6月に第1回木鶏クラブ立ち上げの会を開き、今年3月にデュッセルドルフ木鶏クラブが立ち上がりました。会はいま、デュッセルドルフ市内で行われています。デュッセルドルフ市は、日本企業約500社が集まり、約1万2,000人の日本人が住んでいる、欧州最大規模の日本人コミュニティーの街です。毎年、世界規模の日独交流ビッグイベント(日本デー)を開催。そこで、日本伝統の花火が華やかに打ち上げられます。その花火の美しさを見る度に、日本人であることを再確認させられます。

    現在では、デュッセルドルフ木鶏クラブをとおして真摯に生き方を探求している方々と交流を持ち、そして話せる仲間ができました。そのことによって、随分と生きやすくなってきたことを感謝している毎日です。これからは海外でも、さらに多くの方に『致知』を知っていただくことで、日本人の心、そして文化を忘れない環境ができればいいと考えています。

    『致知』の内容を見て「定期購読をしてこれで一冊800円くらいだったら安いものだ」と実感

    岐阜県 公務員 細江 隆一 様

    私が『致知』と出会ったのは、たまたま聴講の機会を得た致知出版社の藤尾社長の講演会でした。弾丸のように言葉が飛び出してくる社長の講話にびっくりしながらも、聞いているとじわっと心に染みてくる内容に心を惹かれていました。「人間学」という言葉もそこで知り、「いま私たちに必要なものは人間学である」という言葉には感銘を受けました。

    その時、藤尾社長が私たち聴衆に「『致知』を購読している人はここに何人いますか?」と聞かれました。私も手を挙げなかったのですが、気になったので、後になって図書館で『致知』を手にしてみると、なるほど「人間学」について詳しく書いてある。「定期購読をしてこれで一冊800円くらいだったら安いものだ」と実感しました。これが私の購読のきっかけでした。

    初めて『致知』が届いた時、何度も読み返しました。そして、次号が届くのが待ち遠しくなりました。私は『致知』は読み返すことで、「ああ、そうだよなあ」と納得できるための雑誌だと思っています。いままで雑誌は購入すると、何度か目を通した後捨てていましたが、『致知』だけはそうできない気がします。そのため、いまも本棚の隅に置いてあります。というのも、自分が気になったところには赤線を引いているし、読む度に励まされるからです。

    よい雑誌は捨てられないものなんだ、と改めて思っているところです。

    最初は『致知』を購入するかどうか迷っていました。けれど、最終的には他の雑誌の定期購読をやめて購読することに決めました。今後も『致知』が届くたびに、人間として一歩成長した自分を確認できるようになりたいと思っています。いまは記事をつぶさに読みながら、「人間学」を身につけているところです。これからも『致知』を愛読していきます。

    『致知』から得た学びを日々の生活で生かすように心がけておりいまや私の人間形成に欠かせない存在になっている

    東京都 公立中学校教師  久田 和義 様

    私が初めて『致知』の存在を知ったのは20年前のことです。ある席で職場の同僚が「いい本がありますよ」と興奮しながら一冊の本を見せてくれたのです。それは神渡良平氏の『下坐に生きる』でした。その時、中身をよく見させてもらったわけではないのですが、不思議なことに私は直感的にその本が欲しくなり、出版社を聞き、翌日には本屋に注文して取り寄せてもらいました。

    恥ずかしい話ですが、その時まで私は致知出版社の存在を知りませんでした。そして、その神渡氏の本をとおして私は中村天風氏や森信三氏の著作を知ることになり、その後、森氏の著書を貪るように読むようになりました。当然ながら『致知』の定期購読もすぐに申し込みました。私はそれまでも生きる上で大切なことを様々な読書をとおして学んできましたが、致知出版社の本はそれらの学びにさらなる深さと広さを与えてくれました。年齢的にはちょうど40歳になろうとしていた頃でした。生きていく上で何を拠り所にすればいいのか、ぶれない軸が欲しい。そんなことで迷っていた時期に『致知』に出逢ったことで、まさに「不惑の四十」を迎えることができたという思いです。『致知』の創刊理念を見ながら「真剣に生きるための人間学」を自分自身のテーマにしようと思ったのです。以後、『致知』がポストに届くのを楽しみにする生活が始まりました。

    また、致知出版社からの新刊には必ず目を向ける日々が続いています。さらに、致知出版社主催の講演会や記念行事にも多く出席させてもらい、数え切れないくらいの感動と学びをいただいてきました。毎月『致知』が届くと、私はすぐに本文を読まずに、まずは表紙にある特集テーマを見て沈思します。いまの時代、そしていまの自分にとってその言葉が持つ意味、抱えている課題について考えるのです。表紙を見るだけでも、居住まいを正される思いをすることすらあります。『致知』を読みながら、私は印象に残った言葉や文にマーカーを引き、さらにノートに書き写すことを習慣にしています。そして、それらの言葉から得た気づきや学びを日々の生活の中で活かせるよう心掛けています。そのような言葉は『致知』のあらゆる場所に鏤められていて、『致知』はいまや私の人間形成に欠かせない存在になっているのです。

    申し遅れましたが、私は現在公立中学校の教員をしています。これから先の時代を生きていく子供たちには学力だけでなく、生きる力、そして人間力を身につけてほしいと思っています。そんな思いを「学年通信」や「学級通信」の形で伝え続けてきました。私自身が人生経験や人との出逢い、読書をとおして学んだこと、感動したことを毎回1,000字から1,500字くらいの文で綴り、生徒たちに届けてきました。多い年で年間200号を出し、今年で十八年目になります。よりよく生きていくために人として大切なこと、幸せに生きるヒントなどが一貫したテーマです。そして致知出版社から出される書籍には、それらの参考になる本が豊富にあり、いままでに何回も活用させていただきました。
     
    読書好きの私にとって『致知』は私の読書の幅と奥行きを広げてくれた月刊誌です。

    『致知』および致知出版社の書物を読むことで、どれだけ視野が広がり、人間観が高まったことでしょう。一方で年齢を重ねれば重ねるほど自分の無知を思い知らされます。
    これからも『致知』を読み続けることで己の無知を戒め、自分自身をさらに磨いていきたいと思います。

    『致知』は私にとって人生のよりどころであり、「自分の心をきれいにするお守り」です

    大阪府 学校法人グロービス経営大学院 副研究科長 村尾佳子様

    私は、現在学校法人グロービス経営大学院で常務理事を務めています。『致知』と出逢ったのは今から約10年前、弊社代表・堀の推薦で、致知出版社から出ている『修身教授録』に出逢ったことがきっかけです。

    『修身教授録』の中で、森信三先生の「最善観」という考え方に出逢ったことで、私は嫌なこと辛いことがあっても、それすらも感謝と思えるようになりました。『修身教授録』を何度も読み返すことで、どう生きるか、何のために生きるのかという人生の軸を持つことができました。それは『致知』も同じです。

    『致知』は私にとって人生のよりどころであり、「自分の心をきれいにするお守り」です。自分の心をきれいにして曇らないようにするために『致知』を読んでいます。いつもベッドの横に置いて寝る前に読み、心を整えてから寝ると良い状態で目覚められます。また、最新号だけではなく、あちこちの部屋にバックナンバーを置いていて、ぱっと開いたその時に目に留まった言葉との出逢いを大事にしています。本、そして『致知』には、著者が一生かけて経験し学びとってきたことが書かれている、と私は思っています。著者が一生をかけて学んできたものを得られるのが読書。だからこそ、多読するよりも、自分と向き合いながら、良い本をじっくりと読み、自分の経験と先人の経験を照らし合わせることに価値があると感じています。そして、「言葉の数だけ人生は豊かになる」とも考えています。言葉が貧困だと、豊かな世界を考えたくても考えられなくなってしまう。しかし、先人の凝縮された言葉を読むことによって豊かな世界に生きることができます。

    『致知』はまさに、珠玉の言葉に出逢え、価値観を広げて行ける読み物です。『致知』を読むことで自分の世界が変わっていることを感じます。さらに、定期的に読み返すことによって自分の成長を感じたり、ピンとこなかったことがピンとくるようになったりと、自分自身の人間としての成長を感じることができます。分かったと思ってしまっていた言葉の奥深さに、経験を積むたびに気づく。わかったわかったなるほどね、と浅いところで思ってしまわぬよう、深いところまで理解するために経験を積むことを心掛けています。人生は心で思った通りの結果になります。だからこそ、自分の心をきれいにして曇らないようにするために、「心をきれいにするお守り」である『致知』をこれからも読み続けていきます。

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