その他の東洋古典の名言 王文成公全書
明代の思想家・王陽明の語録や書簡を門人の徐愛・陸澄・薛侃がまとめたもの。三十八巻。語録三巻、文録五巻、別録十巻、外集七巻、続編六巻、附録七巻と分かれており、王陽明の代表作として知られる『伝集録』はこのうちの語録三巻に含まれる。
学は志を立つるよりも先なるはなし
(学んで自分を磨くためには志を立てることが先決である)
志立たざるは、舵(かじ)なきの舟、銜(くつわ)なきの馬の如(ごと)し。漂蕩奔逸(ひょうとうほんいつ)して、終(つい)にまた何の底(いた)る所ぞや
(志が立っていないのは舵のない舟やくつわのない馬のようなもの。波のまにまに漂ったり、勝手に走り出したりして、どこへ行き着くか分からない)
山中の賊(ぞく)を破るは易く、心中の賊を破るは難(かた)し
(山の中の賊を破るのは簡単だが、心の中の賊を破るのは難しい)
今月の致知
最新号 7月1日 発行/ 8 月号
-
さらに参ぜよ三十年
栗山英樹(北海道日本ハムファイターズ チーフ・ベースボール・オフィサー)
横田南嶺(臨済宗円覚寺派管長)
-
震災を乗り越えさらに前進する【経営の要諦は大義にあり】
小田禎彦(和倉温泉加賀屋代表)
柳内光子(山一興産社長)
-
脳が求める生き方——さらに前進する人の思考はどこが違うのか
林 成之(スポーツ脳科学者)