その他の東洋古典の名言 古文真宝
詩文集、宋末の黄堅の編。前集十巻、後集十巻。前集に漢から宋代までの詩、後集に戦国時代末から宋代までの文が文体別に分類、収録されている。江戸時代、初学者の教材として広く読まれた。読みは「こぶんしんぽう」
子を養いて教えざるは父の過(あやま)ちなり。訓導して厳ならざるは師の惰(おこた)りなり
(子供を養育するとき、人たるの道を教えこまないのは父親の過ちである。子供を教育するとき、厳しさに欠けるのは教師の怠慢である)
盛時重ねて来たらず 一日再び晨(あした)なり難し 時に及んで当に勉励すべし 歳月人を待たず
(若いときは二度とやってこないし、一日のうち二回も朝が来るわけではない。楽しめるときには精一杯楽しむ。歳月は人を待ってはくれないのだから)
謂(い)うことなかれ、今日学ばずして来日(らいじつ)ありと
(今日やらなくても明日があるさ、こんなことを口にしてはならない)
今月の致知
最新号 9月1日 発行/ 10 月号
-
この道より我を生かす道なし この道を歩く
王 貞治(福岡ソフトバンクホークス会長)
道場六三郎(銀座ろくさん亭主人)
-
一筋の道を歩み見えてきたもの
青山俊董(愛知専門尼僧堂堂頭)
山川宗玄(臨済宗妙心寺派管長)
-
人を喜ばせたい、その一心が我が経営人生を導いてきた
櫻田 厚(元モスフードサービス会長)