10 月号ピックアップ記事 /私の座右銘
私が我が運命の支配者 私が我が魂の指揮官 菖蒲田清孝(マツダ会長)
絶えざる創造と革新を重ね、品質に徹底してこだわったものづくりで国内外から高い評価を受ける自動車メーカー・マツダ。そのマツダの経営のかじ取りを担う菖蒲田清孝会長に、リーダーとして逆境・困難にどう処してきたのか、苦しい時に心の支えにした座右の銘を伺った。
どのような場面に遭遇したとしても「私が我が運命の支配者 私が我が魂の指揮官」の言葉を胸に、自らに与えられた使命を力の限り果たしていく覚悟です
菖蒲田清孝
マツダ会長
マツダのモノづくりは多くの人の力で支えられています。コロナ禍が過ぎても、今後も予期せぬ試練が訪れることでしょう。そうした中でも「お客様の一台」を大切にし、どのような場面に遭遇したとしても「私が我が運命の支配者 私が我が魂の指揮官」の言葉を胸に、自らに与えられた使命を力の限り果たしていく覚悟です。
プロフィール
菖蒲田清孝
しょうぶだ・きよたか――昭和34年広島県生まれ。57年マツダ入社。平成20年執行役員オートアライアンス(タイランド)Co., Ltd.社長、25年常務執行役員グローバル生産・グローバル物流担当、技術本部長。29年取締役専務執行役員・品質・ブランド推進・購買・生産・物流統括を経て、令和3年より現職。
編集後記
度重なる経営危機を乗り越えながら、「お客様の一台」を大切にするものづくりを貫いてきた日本を代表する自動車メーカー・マツダ。そのマツダの経営を支え、率いてきた菖蒲田清孝会長のお話には、逆境にある時にリーダーはいかにあるべきか、指針となる教えがぎっしり詰まっています。菖蒲田会長の座右の銘「私が我が運命の支配者 私が我が魂の指揮官」(ネルソン・マンデラの言葉)のように、あらゆる困難、逆境に対しても常に自らが指揮官であるとの思いで乗り越えていきたいものです。
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