野菜に学び、野菜を食べ、野菜を生かす ~予防医学の名医が教える野菜の力~ 一石英一郎(国際医療福祉大学病院予防医学センター教授)

多くの方が悩まれているであろう健康の問題に対し、「体と心は繋がっている」という観点から、読者の皆様に役立つ健康情報をお届けしている連載「大自然と体心」。今月ご登場いただいたのは、国際医療福祉大学病院 予防医学センター教授・一石英一郎さんです。
医師として、遺伝子や野菜に関する研究を行い、メディア出演や著述活動も精力的に続ける一石教授。その活力の根源には、幼い頃から続けている菜食習慣があるといいます。これほど研究が進んだいまも、野菜が持つ新たな健康効果は発見され続けているとのこと。驚くのは、日本神話の登場人物、また誰もが知る西洋の偉人たちも野菜の力を知り、大切にしていたという事実です。そんな野菜の魅力を、ご自身の食における実践を交えて、縦横に解説していただきました。

毎日の食卓に一皿の野菜を添えてみる。食べたことのない野菜を食べてみる。これこそが最高の投資であるということを、ぜひ実感してほしいと思います

一石英一郎
国際医療福祉大学病院予防医学センター教授

突然ですが、皆さんは野菜がお好きですか?

きっと、ご家庭で「野菜を食べなさい!」と言われたことがある方がほとんどでしょう。私も例に漏れず、母親から「野菜を食べなきゃダメ!」と口癖のように言われて育った人間です。理由も知らないまま素直に従い、医者として多忙になっても野菜をきちんと摂る生活を続けてきました。

世の中には医者の不養生という言葉があります。その点、感謝しているのは、ほとんど重大な病気にも罹らず還暦を迎えられていること。野菜を摂ると元気でいられる、これは私の偽らざる実感です。

昨今、その裏づけとなる発表が次々となされています……(続きは本誌をご覧ください)

~本記事の内容~
◇地球の〝大先輩〟野菜たちに学ぼう
◇野菜が明暗を分かつ? 菜食を愛した偉人たち
◇野菜の力を生かす食べ方

プロフィール

一石英一郎

いちいし・えいいちろう――昭和40年生まれ。兵庫県出身。医学博士。京都府立医科大学卒業、同大学大学院医学研究科修了。米国癌学会(AACR)正会員。DNAチップ技術を世界でほぼ初めて臨床医学に応用し、論文を発表。人工透析患者の血液の遺伝子レベルでの評価法を開発し、国際特許を取得。現在、テレビ番組「すんごい野菜の話し」(ZTVにて毎月1〜15日、BSよしもとにて毎週土曜19時半〜20時放送)出演中。著書多数。


編集後記

多忙を極めておられる一石先生と、今回はオンラインで取材をさせていただきました。ユーモアとウィットに富むお話に引き込まれながら、子供の頃から「食べなさい」と言われ続けてきた野菜の底力を知る機会になりました。ぜひ、お読みください。

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