学びを止めず 感謝を忘れず 市井紗耶香(タレント)

国民的アイドル「モーニング娘。」のメンバーとして活躍し、卒業後はタレント、俳優、リポーター業など多方面で活躍する市井紗耶香さん。そんな市井さんは、4児の子育てに励む母親としての一面を持つ。20歳の若さで出産、産後鬱を経験するなど、その活躍の裏には人知れぬ苦労があったという。幼少期、アイドル時代、そして子育てと、それぞれの経験から導かれた人生で大切なこと―。

誰かが私の名前を呼んでくれる限り、全力で応えたいし、感謝を決して忘れず、学びを止めず、人として成長し続けたいと願っています

市井紗耶香
タレント
【写真=恩師・夏まゆみさんと。自宅には母親の写真と共に、夏さんの写真が大切に飾られている】

――市井さんは4児の母として子育てをしながら、芸能活動を続けておられますね。

〈市井〉
私は1998年、15歳の時に「モーニング娘。」の2期メンバーとしてデビューしました。2000年に卒業してからは、タレント、俳優、リポーター、講演など、有り難いことに幅広く活動させていただいています。

プライベートでは、今年で22歳になる長女、19歳の次女、13歳の長男、9歳の三女の4人を育てています。

――仕事と子育てを両立する上で心がけておられることは何ですか。

〈市井〉
早朝の時間を使って心を調えることを習慣にしています。朝はお弁当をつくったり、子供の支度をしたり、家事をしたりと何かと忙しいのですが、おかげで早起きが習慣になりました。以前はやるべきことに追われるように朝を過ごしていましたが、ある時、家族が起きるまでの時間は、むしろ誰にも奪われない「いい時間」なんじゃないかと気づいたんですね。

いまでは5時半に起きて、家事をする前に、30分ほどストレッチとメディテーション(瞑想)の時間をとっています。一日の予定を思い浮かべながら優先順位をつけたり、子供とのやり取りを振り返って、ここがいけなかったから今度はこういう声掛けをしようと考えたり。頭の中を丁寧に雑巾がけするイメージですね。……(続きは本誌にて)

~本記事の内容~
◇芸能活動と4児の子育て両立の秘訣
◇人生の土台となった母と恩師の教え
◇20歳で初出産産後鬱を経験して
◇大切なことはすべて子供が教えてくれた
◇帰れる場所をつくってあげたい

プロフィール

市井紗耶香

いちい・さやか――昭和58年千葉県生まれ。平成10年テレビ東京のオーディション番組「ASAYAN」で「モーニング娘。」のオーディションに合格、第2期メンバーとして加入。11年保田圭、後藤真希と共に、「モーニング娘。」内のユニットとなる「プッチモニ」を結成。デビュー曲「ちょこっとLOVE」がミリオンセラーとなる。同年「第50回NHK紅白歌合戦」出場。12年同グループを卒業。卒業後はソロとしてタレント、俳優、リポーター、講演などを行うと共に、4児の子育てに励む。


編集後記

幼少期、アイドル時代、子育てとあらゆる環境に謙虚に学び、人生を好転させてきた市井さん。そこには、苦労はあっても悲壮感は感じられませんでした。学びを止めず、感謝を忘れず――。この姿勢こそがあらゆる経験を糧にする秘訣であると教えられます。

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