2 月号ピックアップ記事 /二十代をどう生きるか
すべてに感謝し、日々、瞬間、瞬間を楽しもう! 武田双雲(書道家)
大河ドラマ『天地人』の題字や、スーパーコンピュータ「京」のロゴをはじめとする印象深い作品群、国内外で展開する様々なパフォーマンスなど、多彩な活動で注目を集め続ける書道家・武田双雲氏。書のプロとして歩み始めた20代を振り返っていただき、そのエネルギッシュな活動を支える心術を、いかにして養ってきたかを伺った。
人からはよく「エネルギーが高いですね」「ポジティブですね」と言われますが、それは私が何でも楽しみ、感謝しながら取り組んでいるからだと思っています
武田双雲
書道家
私は書道家として様々な文字を書きますが、「感謝」という文字には、確かに他の文字にはない特別な波動を感じます。そして、日常の何でもないことに感謝し続けていると、身の回りには自分にとって最高のものしかないことが見えてきます。そのことにまた感謝するとさらによい循環が生まれ、いまでは仕事も人間関係も健康状態も何の不満も不安もなく、毎日を心から楽しみ、笑って過ごせるようになりました。
人からはよく「エネルギーが高いですね」「ポジティブですね」と言われますが、それは私が何でも楽しみ、感謝しながら取り組んでいるからだと思っています。
プロフィール
武田双雲
たけだ・そううん――昭和50年熊本県生まれ。東京理科大学卒業。NTTに就職後、書道家として独立。独自の創作活動で注目を集め、数多くの題字、ロゴを手掛ける。また、世界中から依頼を受け、パフォーマンス書道、書道ワークショップを行うと共に、平成25年には文化庁から文化交流使に任命され、日本大使館主催の文化事業などに参加。海外に向けて日本文化の発信を続けている。近年は現代アーティストとして創作活動を行い、国内外で個展を開催。著書に『ポジティブの教科書』(主婦の友社)『丁寧道』(祥伝社)など多数。
特集
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