備えあれば患いなし 宗 昂馬(少林寺拳法グループ代表)

「備えあれば患いなし」。これは開祖夫人との日々から感じ取った私なりの人生のコツでもあります

宗 昂馬
少林寺拳法グループ代表

 開祖夫人、あるいは母から聞くところでは、開祖は常に世の中の動きに関心を持ち、背景にあるものや物事の関係性・流れといったものに非常に深い洞察力を持っていた人だったそうです。そして、その深い洞察をもとに近未来の社会を予測し、対応していくための手立てを具体的に打っていくことによって、少林寺拳法を世に広めていったのです。
 開祖は「小さなことができない者に大きなことができるはずがない」とも語っています。ですから、組織のトップとして大局から未来に備えることはもちろん大事ですが、身近な日々の生活や小さな仕事においても未来に備えておくことが同等以上に大事だと思うのです。

プロフィール

宗 昂馬

そう・こうま――昭和60年香川県生まれ。高校卒業後、イギリス、アメリカに留学。平成21年4月少林寺拳法グループ関係団体に就職。一般社団法人SHORINJI KEMPO UNITY、学校法人禅林学園、金剛禅総本山少林寺などを経て、令和2年1月より現職。少林寺拳法第三世師家。


2020年8月1日 発行/ 9 月号

特集 人間を磨く

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