人や社会のお役に立ててこそ事業であり、企業である 中山哲也(トラスコ中山社長)

機械工具の業界で最後発ながら、東証一部上場企業へと発展を遂げてきたトラスコ中山。社長の中山哲也氏は、有力な同業者のひしめく中、いかなる考え方で同社を導いてきたのか。今日に至る足跡を交え、常識に囚われず、体験の中から培ってきた独自の経営ポリシーをお話しいただいた。

私は多数決が嫌いです。皆と同じ答えになってしまうからです。同じ答えを持った会社同士が戦っても、あまり差がつかない。だから、誰もが思いつかない方法を考えるべきだと思います

中山哲也
トラスコ中山社長

 運命をひらくために必要なのは、独創力だと思います。ですから社員には常々「人の10倍考えなさい」と言ってますし、私自身も常にメモ用紙を持ち歩いて、何か思いつく度にメモしています。
 ものを考える際には、人が思いつかないことを考えることも大事ですが、もう一つ大事なのは継続性です。私は、金曜日の会議で答えがAに決まっても、土日も「本当にAでいいか?」とずっと考え続けます。そして「やっぱり答えはBだ」と確信したら、月曜日に決定を覆すこともよくあります。皆は文句を言いますけれども(笑)、「君らはあの後考えるのをやめただろう。私はあれからもずっと考え続けたんだ」と

プロフィール

中山哲也

なかやま・てつや―昭和33年大阪府生まれ。56年近畿大学商経学部を卒業し、中山機工(現・トラスコ中山)に入社。59年取締役。常務、専務を経て、平成6年社長に就任。視覚障がい者を支援する公益財団法人中山視覚障害者福祉財団の理事長を務めるなど、社会貢献活動にも積極的に取り組んでいる。


編集後記

トラスコ中山社長の中山哲也さんには、業界最後発の同社を大きく発展させた独自の経営哲学をお話しいただきました。

2020年12月1日 発行/ 1 月号

特集 運命をひらく

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