11 月号ピックアップ記事 /第一線で活躍する女性
選んだ道を正解にする 野口絵子(登山家/「ミス日本」グランプリ・海の日)

登山家・野口健さんのご息女で、自身も慶應義塾大学に通う傍ら、登山家として活動する野口絵子さん。15歳でアフリカ大陸最高峰・キリマンジャロに登頂を果たすなど、若くして絶体絶命の修羅場をくぐり抜けてきた氏の言葉は驚くほど力強い。「選んだ道を正解にする」「できないことを考えるより、いまできることを楽しむ」をはじめ、登山に学んだ人生の法則、今後の挑戦について伺った。
【写真=父・野口健さんと(キリマンジャロ)】

結果がすべて予想できる人生はつまらないと思います。どの道を選んだとしても、選んだ道を正解にすればいい
野口絵子
登山家/「ミス日本」グランプリ・海の日
──登山家・野口健さんのご息女でおられますが、ご自身も登山をされるそうですね。
〈野口〉
はい、8歳の時に父に連れられ初めて登山をしました。
それ以来、国内外の山を登るようになり、最近で言うと、2025年に6,000メートル級のメラピークやロブチェピークを登頂しました。
現在は慶應義塾大学に通いながら、毎週末に登山をする生活ですね。
それから大学のゼミでは稲作を、また父が代表を務めるNPOに携わり、山の清掃など環境活動にも力を入れています。
山に登っていると、雪解けの時季がどんどん早まるなど、地球温暖化の影響を目の当たりにします。でも同年代でこの問題を深刻に捉えている人はまだまだ少ない。地球の将来は私たちの将来であって、若い世代こそこの問題に真剣に向き合っていくべきだと私は考えています。
実は「絵子」という名前は、ギリシャ神話の森の妖精・エコーに由来していて……(続きは本誌にて)
~本記事の内容~
◇自然と共に生きる
◇自分の命は自分で守る
◇異国の地で過ごした中高生時代
◇15歳で挑んだアフリカ大陸最高峰の頂
プロフィール
野口絵子
のぐち・えこ――平成16年東京都生まれ。父は登山家の野口健氏。8歳から登山を始める。小学校卒業後、イギリス、ニュージーランドでの留学を経て帰国。現在は慶應義塾大学に通う傍ら、登山家として活動。これまでにアフリカ大陸最高峰・キリマンジャロ(5,895m)、ネパール・メラピーク(6,476m)などを登頂。令和8年「ミス日本」に応募し、「ミス日本グランプリ」と「ミス日本『海の日』」を受賞。
編集後記
若くして力強い言葉を持っていらっしゃる野口さん。自然という理屈の通用しない世界に身を置き、一所懸命取り組んでこられた賜物と納得しました。「修羅場は人を育てる」と言いますが、人格を磨くには年齢や経験の数以上に、どれだけ真剣に生きたかが重要であると学ばされた取材でした。

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