1 月号ピックアップ記事 /二十代をどう生きるか
人はいつからでも、どこからでもよくなれる。諦めない人生に終わりはない 青木仁志(アチーブメント社長)
17歳の時に裸一貫で上京し、幾多の山坂を越えながら一代で日本を代表する人材教育コンサルティング会社を築いた青木仁志氏。自らの経験を基に、これまで延べ40万人以上の人材育成に従事しているという。氏のビジネスマンとしての土台が培われた20代の歩みを辿ることで、その成功の秘訣を探る。
20代の10年間を回顧すると、「限界突破」のひと言が思い起こされます。どんな環境でも、その場その場で最大の努力をした結果、次のステージに進むことができました
青木仁志
アチーブメント社長
17歳の時に溶接工見習いとして社会人のスタートを切った私が、32歳で人材教育コンサルティング会社を設立し、30年以上が経ちました。1991年に始めた「戦略的目標達成プログラム『頂点への道』講座」は28年間毎月欠かさず開催し続け、2019年末で700回目を迎えます。
本を出すという夢も叶い、これまで57冊を出版。累計発行部数は80万部を超えました。
特別な能力も恵まれた環境もなかった私にとり、すべてがゼロからの挑戦でした。それでも夢を叶え続けられているのは、20代でビジネスマンとしての一生の土台を築いていたからに他なりません。
「人間は突然変異で成功者になるのではない。日々小さな成功体験を積み重ねることで自信が生まれ、目標を達成することができる」
これが今年64歳を迎えた私の実感です。
※上記の写真は、青木氏の若い頃の手帳。自らを鼓舞する言葉が綴られている
プロフィール
青木仁志
あおき・さとし―昭和30年北海道生まれ。10代からセールスの世界に入り、国際教育企業ブリタニカ、国内人材開発コンサルティング企業を経て、62年32歳でアチーブメントを設立。平成22年から3年間、法政大学大学院政策創造研究科客員教授として「経営者論特講」の講座を担当。著書は30万部のベストセラーとなった『一生折れない自信のつくり方』(アチーブメント出版)シリーズをはじめ57冊ある。
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