絶えざる学びと努力の積み重ねが、伝統を守り、革新を生む 新井達矢(面打)

新作面の制作や修復活動など、若き面打として第一線で活躍する新井達矢氏、38歳。その仕事は能楽師や国内外の関係者から高い評価を得ている。物心つく頃から面打の一道を歩んできた新井氏に、これまでの人生の歩みと共に、師の教え、掴み取ってきた仕事の要諦をお話しいただいた。[写真:面打・石倉耕春師が辰右衛門作との伝来のある「十六」(室町時代)を写した面の石膏型]

いろいろなやり方を学び、試行錯誤しながらも諦めずにやり続ける。
やり続ける姿勢がなければ、何事もうまくいかない

新井達矢
面打

 自分の仕事に関しては古いものを見て学び続けること、それから、本職に軸足を置きながらも、国や分野、時代を問わず、いろんな作品や技法を見て感性を広げ、磨き続けることが大事なのではないでしょうか。
 いろいろなやり方を学び、試行錯誤しながらも、諦めずにやり続ける、一所懸命努力を積み重ねていくことですね。このやり続ける姿勢がなければ、何事もうまくいかないと思います。

プロフィール

新井達矢

あらい・たつや――昭和57年東京都生まれ。能面師・長澤氏春氏との出会いをきっかけに、6歳から本格的に面作りを始める。平成17年東京造形大学在学時に新作能面公募展へ出品した『万媚』が高い評価を受け、文部科学大臣賞奨励賞を史上最年少で受賞。21年能楽師・中所宜夫氏の依頼で制作した面が能楽公演に使用されるまでを捉えたドキュメンタリー映画『面打/men-uchi』(監督・三宅流)が制作上映され、各界から注目を集めた。現在は都内に工房を構え、面の制作や修復、面打教室の講師などを務める。


編集後記

幼少期より面打の一道を歩んできた新井達矢氏の体験談に、地道な努力と創意工夫の積み重ねの大切さを学びます。

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