後世に継いでいきたい日本の心 中村正和(元高校教師)

相次ぐ災害に、コロナ禍、そして緊迫する国際情勢。試練の続く我が国が、今後長きにわたり安寧を維持していくために大切にすべきものは何か。戦後の変質してしまった学校現場で奮闘し、本物の教育を追求し続けてきた中村正和氏に、自身の足跡を交え、私たちが取り戻すべき日本の心の本質についてお話しいただいた。

武士は何よりも忠義を重んじてきました。忠とは中(内)なる誠の心、義とは不義不正を許さず、弱きを助けて悪と戦う正義の心。この日本人の内なる誠の心を我が国の歴史の中で育み、結晶化させたものこそが日本の武士道なのです。

中村正和
元高校教師

『葉隠』に「武士道といふは、死ぬことと見つけたり」とあります。これは毎日死ぬ覚悟で真剣に生きよというメッセージです。また武士道の極意は、「身を捨てて仁を為す」(『論語』)ことにあります。志を持つ人には、いつか必ず、己の大切な命を懸け、人のために起ち上がらなければならない時がきます。そして「仁を為す」とは、人を愛し、人のために生きることなのだと思います。

プロフィール

中村正和

なかむら・まさかず――昭和30年北海道生まれ。法政大学大学院修士課程修了。神奈川県下で高等学校教諭を歴任。退職後、執筆と筆禅道に専念。筆禅会幹事、勉強会「獅士の会」を共催。著書に『天皇の祈りと道』(展転社)がある。


編集後記

敗戦を機に大きな変質を遂げた日本人。元高校教師の中村正和さんに、東日本大震災や定時制高校などにまつわる壮絶な体験を交えて、私たちが取り戻すべき尊い日本の心についてお話しいただきました。

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