オンリーワンを追求し、地域ナンバーワンへ 丸谷智保(セコマ社長) 糸数剛一(リウボウホールディングス会長)

東京一極集中、人口減少、過疎化、高齢化。日本の地方都市を取り巻く環境は厳しいと言わざるを得ない。しかし、そんな状況にあっても地域に根を下ろし、大手や競合とは一線を画した独自の商品・サービスを提供することで、多くの人々から愛され続けている企業がある。北海道でコンビニチェーンを展開するセコマの丸谷智保社長、沖縄県で百貨店・スーパー・コンビニ事業を手掛けるリウボウホールディングスの糸数剛一会長。お二人の経営トップが大切にしている人生信条、日頃よく社員に語っている言葉とはいかなるものか――。

「なぜを三回繰り返せ」。なぜだ、なぜだということを繰り返して深く掘り下げていくと、結構本質が見えてくる。

丸谷智保
セコマ社長

 一つ挙げるとすれば、「なぜを三回繰り返せ」。なぜだ、なぜだということを繰り返して深く掘り下げていくと、結構本質が見えてくる。これは私自身が仕事を通して実感していることなんですね。

仕事を楽しむこと、ワクワク感が非常に重要ですよね。そうするとどんな問題にぶち当たっても何とか解決しようとしますし、創造性とか新しいアイデアも出てくるんです。

糸数剛一
リウボウホールディングス会長

 仕事を楽しむこと、ワクワク感が非常に重要ですよね。そうするとどんな問題にぶち当たっても何とか解決しようとしますし、創造性とか新しいアイデアも出てくるんです。伸びる人、伸びない人にも通じますが、好奇心旺盛でその仕事を心から楽しんでいる人にはやっぱり勝てません。
 だから、社員と廊下ですれ違う時とか会議の時には表情をよく見るようにしていて、何か問題を抱えていそうだなと感じたら、声を掛けるようにしています。

プロフィール

丸谷智保

まるたに・ともやす―昭和29年北海道生まれ。54年慶應義塾大学法学部卒業後、同年北海道拓殖銀行入行。平成10年より米シティバンクの在日支店勤務。17年顧客・人材開発本部長。19年セイコーマート(現・セコマ)入社。専務、副社長を経て、21年社長就任。26年より内閣府経済財政諮問会議政策コメンテーターを務める。

糸数剛一

いとかず・ごういち―昭和34年沖縄県生まれ。60年早稲田大学政治経済学部卒業後、同年沖縄銀行入行。63年沖縄ファミリーマート入社。取締役営業部長、常務、専務を経て、平成19年ファミリーマートに出向し、米ファミマ社長兼CEO。22年沖縄ファミリーマート社長。25年リウボウホールディングス社長。28年会長就任。


編集後記

最大手のセブン-イレブンに大差をつけ、顧客満足度指数コンビニ部門で四年連続一位に輝く北海道のセイコーマート。百貨店不況と言われる中、八期連続増収で過去最高売上高を更新した沖縄県のデパートリウボウ。それぞれの事業を展開する丸谷智保さんと糸数剛一さんの経営談義に地方の中小企業が生き残る術を学びます。

2020年1月1日 発行/ 2 月号

特集 心に残る言葉

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