暁烏 敏(あけがらす はや)の言葉が教えるもの 暁烏照夫(明達寺住職/暁烏家当主)

様々な分野に多彩な才能を発揮し、近代日本の仏教・思想・文化に大きな足跡を残した浄土真宗の僧侶、暁烏敏。母親が亡くなった時に詠んだ和歌「十億の母」は、多くの人々に愛誦されてきたが、その生涯や人物像を知る人は少ない。明達寺住職で暁烏家当主の暁烏照夫氏に、敏の人生の歩みを辿っていただきながら、遺した教えや願い、言葉について解説していただいた。

十億の人爾(に)
十億の母あらむも
わが母爾まさる
波ゝ(はは)あり奈(な)むや

自分を守り育ててくれた母の恩を偲ぶ真心が込められています。それと共に、あらゆる人々を救いたいという仏の慈悲の力が働き出ています。(写真:明達寺HPより転載)

プロフィール

暁烏照夫

あけがらす・てるお――昭和24年愛知県生まれ。京都大学独文修士課程修了。真宗大谷派教師、凉風学舎代表。住職として暁烏敏の全集の出版、大法要などを務める。


編集後記

「十億の母」の和歌で知られ、すべての人々を救っていきたいという大願に生きた僧侶・暁烏敏。明達寺住職の暁烏照夫さんが語る、敏の信念、使命に溢れた言葉に生きる勇気と指針を与えられます。

2020年1月1日 発行/ 2 月号

特集 心に残る言葉

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