ドラッカーから学んだ人生と経営の法則 竹田正俊(クロスエフェクト社長)

本物そっくりの心臓模型をはじめ、依頼があったアイデアを120%の形で具現化する試作品メーカー・クロスエフェクト。2000年の創業以来事業を発展させてきた背景には、ドラッカーの経営哲学があったという。竹田正俊社長に人生と経営で大切なこととは何かを伺った。

ビジネスとは大勢のお客様に貢献することです

竹田正俊
クロスエフェクト社長

 ドラッカーの経営哲学を学べば学ぶほどに衝撃を受けました。

(例えばどういう点ですか?)

 ドラッカーが唱えていることが父から聞かされていたことと真逆なんです。
 父の口癖は「寄らば大樹の陰」。大木の下にいれば雨風を凌ぐことができ、口を開けていれば上から実も降ってきて、台風が来ても絶対に倒れないから安心だと。実際、父の会社は売上高の八割以上を三洋電機に依存していました。
 一方、ドラッカーは「成果をあげるには貢献に焦点を合わせなければならない」と言っています。
「事業の目的は、顧客の創造である」という言葉は有名ですけど、ビジネスは依存ではなく、大勢のお客様に貢献するために行うものだと説いているんです。
 お客様に貢献するということは多くの人から必要とされる会社になるということで・・・

プロフィール

竹田正俊

たけだ・まさとし―昭和48年京都府生まれ。平成8年立命館大学卒業後、米国シリコンバレーに4年間留学。12年マンションの一室で3Dのデータ作成サービスを開始し、翌年試作専門の会社「クロスエフェクト」を設立。21年心臓の3Dモデルを開発。23年3D心臓モデルをはじめとした医療関係に特化したクロスメディカルを設立。25年「第5回ものづくり日本大賞」にて最高賞である内閣総理大臣賞を受賞。著書に『「世界一速い会社」の秘密』(ダイヤモンド社)がある。


編集後記

革新的な技術力を誇る試作品メーカー・クロスエフェクト。社長・竹田正俊さんの原点はドラッカーの教えにありました。

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