12 月号ピックアップ連載/二十代をどう生きるか
正しい信念、善いことを貫く 山本善政(ハードオフコーポレーション会長)

「ハードオフ」「ホビーオフ」をはじめとしたリユースショップを国内外に約1,100店舗展開するハードオフコーポレーション。24歳の時に新潟県の15坪のオーディオ店からスタートし、一代で今日の繁栄を築いたのが、山本善政氏である。その類い稀な経営手腕と人格はいかにして磨かれたのか。無我夢中で仕事に没頭した若き日々を振り返っていただいた。

長いトンネルの先に微かでも光が見えれば、人は頑張ることができます
山本善政
ハードオフコーポレーション会長
【写真=サウンド北越創業期】
リユースショップ「ハードオフ」「ホビーオフ」などを手掛ける当社は、来年で創業55年の節目を迎えます。半世紀の起業家人生を振り返ると、苦しい時期もありましたが、無我夢中で経営に打ち込んできました。その積み重ねによって多くの人と巡り合い、支えていただき、今日まで歩んでくることができたと自負しています。
1948年、4人きょうだいの末っ子として新潟県北蒲原郡中条町(現・胎内市)に生まれました。代々金物屋を営む商人の家系でしたが、九代目の父は最先端の商売をしなければ生き残れないと発心し、電気屋に切り替えました。
年中無休で、いつも家族が代わる代わる店番を行う。家族揃って食事をする機会は年に1回程度しかなく、小学生になる頃には売掛の集金にもしょっちゅう行かされました。子供心に商人は嫌だ、公私の区別がつかない商売はやりたくないと思っていたものです。
学生時代に私を人間的に成長させてくれたものは何か。それは紛れもなく、大学4年間を捧げたアーチェリーです。
実は、……(続きは本誌にて)
~本記事の内容~
◇正しく射れば必ず的に当たる
◇スーパーで学んだ経営のイロハ
◇本物は飽きない
◇倒産の危機から見えたもの
◇トンネルの先の光を信じて
プロフィール
山本善政
やまもと・よしまさ――昭和23年新潟県生まれ。45年拓殖大学卒業後、スーパーマーケット「よしや」入社。47年サウンド北越を設立。平成5年リユース品の仕入れ販売を行うハードオフに業態変更。7年ハードオフコーポレーションに商号変更。12年ジャスダック上場、17年東証一部上場。31年より現職。
編集後記
取材は10月9日(金)、新橋にあるハードオフコーポレーション東京オフィスにて行われました。山本会長は2020年3月号にご登場いただいて以来、弊誌を愛読くださっています。「理念経営を追求する雑誌で日本一です」。山本会長の言葉をさらなる原動力に換え、仕事に邁進していく決意を新たにしました。

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