11 月号ピックアップ記事 /二十代をどう生きるか
己の立てるところを深く掘れ そこには必ず泉あらん 片岡鶴太郎(俳優、画家)
お笑いで一躍大ブレークを果たした後も、演劇、ボクシング、絵画、ヨーガと、新しい世界に果敢に挑戦し、自身の可能性を追求し続ける片岡鶴太郎氏。氏を突き動かすものはいったい何か。無我夢中で駆け抜けたという20代にスポットを当て、その旺盛なエネルギーの源に迫った。
道を選ぶ時に大切なのは、自分の魂が何を求めているのか、そこに尽きると僕は思います
片岡鶴太郎
俳優、画家
こうして改めて振り返ってみると、僕の二十代はまさに激動の10年間でしたね。修業の時代があり、苦闘の時代があり、テレビの世界で売れるという念願を叶えることもできました。充実感もあり、迷いもあり、苦しい時もあったけど、ひたすら成功を夢見て無我夢中で走り続けた。それは楽しかったですよ。
もう一つ思うのは、僕は他人様とのご縁で生かされてきたということです。何かを求めて道を行くと、必ずそこで力を貸してくださる大切な方とのご縁を神様からいただいてきました。
求める力が強ければ強いほど、そうしたよいご縁を引き寄せる吸引力が働くと僕は思います。自分がどんな人生を歩んでいきたいか、そこがうやむやだとよい出会いにもなかなか恵まれないでしょうね。
『徒然草』に、――
▼全文は本誌をご覧ください!
プロフィール
片岡鶴太郎
かたおか・つるたろう―昭和29年東京都生まれ。高校卒業後、声帯模写の片岡鶴八師匠に弟子入り。テレビのバラエティー番組を足がかりに大衆の人気者となり、幅広い役を演じられる役者として活躍中。また、画家としても全国各地で展覧会を開催する一方、ヨーギーとしても認められ、賞を受賞するなど活躍は多岐にわたる。著書に『50代から本気で遊べば人生は愉しくなる』(SBクリエイティブ)『心の中に「静」をもつ』(サンマーク出版)など。
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