【第2回】 無私の精神で疫病に処した先人たち 岡田幹彦(日本政策研究センター主任研究員)

新型コロナウイルスは、いろいろな面で私たちに生き方や考え方の転換を投げ掛けています。今回は、日本の歴史・人物に造詣の深い岡田幹彦氏(日本政策研究センター主任研究員)から、疫病に立ち向かった先人に私たちが何を学べばよいかをお話しいただきます。

武漢ウイルスが世界で猛威を振るう中、いつも頭に浮かぶのは利害損得を超えて疫病と向き合ってきた日本の先人たちの姿です

今回紹介する3人の偉人:
◆仁術に徹しきった 緒方洪庵(1810~1863)
◆努力の人 北里柴三郎(1853~1931)
◆不幸な人々に寄り添い続けた 貞明皇后(1884~1951)

<岡田>
 私は学生時代から今日まで長らく、我が国の人物や歴史について研究を続けてきました。武漢ウイルスが世界で猛威を振るう中、いまだにひと言の謝罪もない中国共産党政府に憤(いきどお)りを覚える一方で、いつも頭に浮かぶのは利害損得を超えてと向き合ってきた日本の先人たちの姿です。
  〔中略〕
 ここに紹介した洪庵や柴三郎は共に強い使命感の持ち主で、その生涯は公の精神で貫かれていました。貞明皇后は不幸な人たちの心に常に寄り添い続けられました。個人主義、利己主義が蔓延(はびこ)る現代社会の中で、三人の生き方はそれぞれに人間が生きる上で何が大切かを教えてくれています。
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 肖像写真=北里柴三郎:国立国会図書館「近代日本人の肖像」より

プロフィール

岡田幹彦

おかだ・みきひこ――昭和21年北海道生まれ。國學院大學中退。学生時より日本の歴史・人物の研究を続け、月刊『明日への選択』に数多くの人物伝を連載すると共に、全国各地で歴史講演会を行う。著書に『親日はかくして生まれた』(日本政策研究センター)『日本の誇り103人』『日本の偉人物語1-5』『日本の母と妻たち』(いずれも光明思想社)など多数。


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