日本は中国とどう向き合うべきか——日本人よ、世界の現実から目を背けるな! ペマ・ギャルポ(政治学者)

戦争には、目に見える戦争と目に見えない戦争がある――。中国共産党の手によって祖国チベットを追われ、現在は日本で活動を続ける政治学者ペマ・ギャルポさんはそう警鐘を鳴らします。実体験をもとに語られる中国の脅威と世界の現状、そして日本人が目覚めるべき意識とは。

他国の善意にすがるだけでは国は守れないという厳しい現実を、我われは直視しなければならない

ペマ・ギャルポ
政治学者

 隣国が着々と戦争の準備を進めているにも拘らず、日本は相変わらず危機感に乏しい。他国の善意にすがるだけでは国は守れないという厳しい現実を、我われは直視しなければならない。
 これは私自身、祖国・チベットを中国に侵略された経験から、特に声を大にして日本人に伝えたいことである。

プロフィール

ペマ・ギャルポ

Pema Gyalpo─1953年チベット・カム地方のニャロン生まれ。1959年中国軍の侵略によりインドへ脱出。1965年日本へ移住。1976年亜細亜大学法学部卒業。1980年、ダライ・ラマ法王アジア・太平洋地区担当初代代表。2005年日本に帰化。著書に『犠牲者120万人 祖国を中国に奪われたチベット人が語る 侵略に気づいていない日本人』(ハート出版)など。


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