8 月号ピックアップ記事 /第一線で活躍する女性
心と体が健康になる料理をつくりたい 五十嵐美幸(中華料理 美虎 オーナーシェフ)
新型コロナウイルスの影響で飲食業界が大きな打撃を受けている中、五十嵐美幸さんがオーナーシェフを務める中華料理店・美虎(みゆ)では5月からオンラインサロンを開始し、料理教室やレシピ紹介をしています。22歳の時に人気テレビ番組『料理の鉄人』に出演し注目を浴びた五十嵐さんは、その後、身体の不調や仕事への葛藤を抱えることとなりますが、如何にして逆境を脱し、人気店「美虎」をつくりあげることができたのでしょうか。今日までの軌跡と、五十嵐さんがターニングポイントとなったと語る結婚・出産について、体験談を伺いました。
子供を産んだその瞬間から人生観が180度変わりましたね
五十嵐美幸
中華料理 美虎 オーナーシェフ
──何か転機になった出来事はありますか?
五十嵐
お店とは直接関係はありませんが、開店から3年経ってお店が軌道に乗り始めた頃に、主人と結婚したことです。以前知人から「自分が一番輝いていて、楽しいと思っている時に出逢った人と結婚しなさい」と教えられたことがあったんです。自分が落ち込んでいると似た境遇の人に会ってしまうから、輝いている時に出逢いなさいと。いま思うと、本当にその通りだと思います。
主人とはお店を始める頃からご縁が深まり結婚し、40歳の時に子供を授かりました。子供を産むまでは「私はこれまでいろんな逆境を乗り越えてきたから、子育てなんて余裕だ」と思い、出産前まで自分中心の生活で、ギリギリまで仕事をしていたんです。でも、子供を産んだその瞬間から人生観が180度変わりましたね。
─ああ、人生観が変わった。
五十嵐
実は、・・・・・・(続きは最新号92ページをご覧ください)
プロフィール
五十嵐美幸
いがらし・みゆき―昭和49年東京都生まれ。小学生の頃より実家の中華料理屋の手伝いを始め、平成2年都立農業高校食品製造科卒業後、実家の厨房で働き始める。5年22歳の時にテレビ番組『料理の鉄人』に当時最年少挑戦者として出演。「中華料理界の女傑」と一躍注目を集める。20年独立し中華料理美虎開業。現在、武蔵小杉、バンコク、水戸、銀座に店舗を展開(オープン順)。
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