英語教育で日本に明るい未来を三木雄信（トライズ社長）

ソフトバンクグループ創業者・孫正義氏から仕事の要諦を学び、英語コーチングスクール「TORAIZ（トライズ）」の経営や執筆活動など多方面で活躍を続ける三木雄信さん。三木さんが語る孫さんとの日々、そして英語学習に懸ける思いとは――。

私の志は、当社の英語学習法を学校教育にも広めて、日本人の誰もが普通に英語を話せる環境づくりに貢献すること。
そして人と組織の可能性を拓いていくことです

三木雄信
トライズ社長

この会社ではとても経営者になれそうにないな──。
　
大学を出て財閥系の有名企業へ就職した私は、そんな鬱屈を募らせていました。故郷・福岡は独立して商売を営む人が多く、実家も土木建設業を営んでいた影響で、私は早くから経営者になることを心に決めていました。

しかし、人材の宝庫のようなその会社で自分がチャンスを掴める確率は低く、仮に掴めるとしてもずっと先になりそうだという現実を思い知ったのです。
　
高校の同級生だった起業家・孫泰蔵さんにそんな不満を漏らしたところ、「兄貴に会ってみる？」と紹介してくれたのが、母校の大先輩であり、現・ソフトバンクグループ会長の孫正義さんでした。

1998年、孫さんが40歳、私が25歳の時です。

随分小柄な……
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本記事では三木さんに、孫正義氏に学んだ経営の要諦、独自に創り上げた英語学習法を通じて人々の可能性を拓く志を語っていただきました。ぜひ本文をご覧ください。