諦めなければ必ず道は開ける 大野範子(マックス社長)

5度にわたるがんの発症と余命宣告──。この究極の状況下で、どれほどの人が希望を失わず、前へ進み続けることができるだろうか。10年前の社長就任直後、巨大な病魔に行く手を阻まれた大野範子さんは、これを見事に克服し、現在100年企業の事業変革に邁進している。ご自身を突き動かす情熱の源についてお話しいただいた。

キャンサー・ギフトという言葉があります。がんになった人は神様から贈り物を授かるそうです

大野範子
マックス社長

 私ががんを通じていただいた贈り物は3つあります。1つは、諦めなければ必ず道は開けるという信念です。私は、重篤ながんを治すという奇跡を体験しました。ですから、仕事でどんな困難に遭ってもこの信念は絶対に崩れることはありません。何かの本で「至誠通天」という言葉を知りましたけど、そんな私の思いにピッタリな言葉として大切にしています。
 2つ目は、他人の支えを素直に受け入れる心です。以前の私は、何でも自分一人で解決してしまおうというところがありました。でも、病気で自分にできないことばかりになったことで、他人の支えを素直に受け入れることの大切さを実感するようになりました。
 経営も一緒です。うちのような中小企業の社長さんって、自分がすべてを把握して先頭を走り続けなければならないと思い込んでしまいがちだと思います。でもがんから復帰してからは自分の弱みを素直に認め、社員の強みを引き出してそれを補ってもらうこと、一人ひとりが自主的に行動してくれる組織にすることが何より大事だと思うようになりました。

 そして3つ目の贈り物が……

※続きは誌面でご覧ください。

プロフィール

大野範子

おおの・のりこ―昭和48年大阪府生まれ。甲南大学卒業後、香料メーカー勤務を経て、平成11年マックス入社。21年社長に就任。その後5回にわたりがんを発症するも、これを克服して事業改革を推進。30年経済産業省「はばたく中小企業・小規模事業者300社」「地域未来牽引企業」などに選出。


編集後記

マックス社長の大野範子さんには、5回ものがん闘病を乗り越え、経営に邁進する情熱の源についてお話しいただきました。

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