あの著名人も致知を読んでいます

『致知』は、経済、スポーツ、学術、政治、教育など、各界を代表する著名な識者の方々からもご愛読いただいています。

門川大作 氏

京都市長

世のため、人のためにと、命懸けで実践を重ねてこられた方々の足跡、生き方の哲学を毎号拝読。胸が熱くなり、かつ、楽しいです。厳しい日本の諸状況ですが、『致知』と登場人物から学び、実践させていただければ未来は明るい!と確信し、努力する日々です。

加藤照和 氏

ツムラ社長

生涯「心」を鍛えることで、「日本人としてどのように生きるか」を追求し、「将来に向けて何をなすべきか」を熟慮断行する。『致知』は若い世代にも心の拠り所となる、まさに「伝統と革新」の人生の指南書であります。

渡部昇一 氏

上智大学名誉教授

『致知』と私の関係は、現社長の藤尾さんが若い編集者として私に物を書かせようとして下さったことからはじまる。藤尾さんは若い時から「自ら修養する人」であった。私も修養を重んずる人間であることに目をつけて下さったらしかった。それから35年経つ。その間に私は老いたが、『致知』は逞しく発展を続け、藤尾さんには大社長の風格が身についた。発行部数も伸び、全国各地に熱心な愛読者を持つに至った。心からお慶び申し上げたい。老人になると日本の行く先をいろいろ心配したくなるが、その中にあって『致知』の読者が増えてきていることは大きな希望である。部数がもう3倍になれば日本の代表的国民雑誌と言ってよい。創刊38周年の後は、創刊50周年を祝うことになるわけだが、その時には代表的国民大雑誌になっていることを期待します。

中條高德 氏

アサヒビール名誉顧問

人の在るべき道、生きる筋道を説いて35年。偉なる哉……『致知』の皆さん。藤尾社長始め全社員の皆様に心から賛辞をお贈りします。世に「竹有上下之節」と節の大切さを説く訓がある。竹は上下に節があってこそ竹たりえている。又竹に雪が積り折れそうになっても折れないのは竹に節があるからと節の大切さを説いたものです。人生にも企業にも夫々大切な節があります。その大切な節にあたり越方を振り返り、成功したり、良かったと思う事は更に伸ばし、失敗した事は2度と繰りかえさないと誓うことこそ大切と説いたものです。「人間学」を説いて35年の大節を大切にして更なるご発展を心から祈念申上げます。

伊與田覺 氏

論語普及会学監

私はかねてより「成人」という言葉には2つの意味があると言ってきました。一つは「大人」であり、もう一つは「人と成る」という意味の「成人」です。「大人」は特別に努力をしないでも、日を重ね20歳になれば、みんな大人になります。しかし、「人と成る」というのはその人の努力によって成されるということです。その「人と成る」ための学問には二面がある。一つは徳性を養う学問であり、もう一つは知能・技能を育てる学問です。前者を「人間学」といい、後者を「時務学」といいます。『致知』は28年、一貫して人の長所に光を当て、徳性を育てる「人間学」を追求して、今日に至っています。こういう雑誌は現代甚だ稀で、私自身、90歳をこえ、なお自主購読し、『致知』から多くの学びを得ています。創刊28周年を心からお慶び申し上げるとともに、道標を示す光として、今後とも益々ご発展されますことを祈念します。

米長邦雄 氏

日本将棋連盟会長

『致知』は現代人の生きた教科書といえる。日本という国にとって最も大切なことは「日本人らしい日本人」を育成することである。近頃はアメリカ流の合理主義や弱肉強食がはやったり、中華思想も台頭してきた。聖徳太子の定めらえた17条憲法の第1条「和を以って貴しと為す」をもう一度心に刻む教育が大切である。日本文化や気質は東洋思想を根底にして昇華させていったものだ。『致知』が創刊以来30年に亘って多くの人々を啓蒙してきた意義は大変大きい。これからも日本のため、人々のため、更なる発展を望みます。

坂村真民 氏

仏教詩人

わたしは最近「千年のまなざし」とか、「宇宙のまなざし」とかの詩を書き続けているが、それはこの地球を救うには、これより外にないと思うからである。陽明学では『致知』とは、本然の良知を明らかにすることを言う。でも地球の歴史は、戦争ばかりを続けてきた。そして原子爆弾まで造り出された。つまり和を好まぬ男たちが、この母なる星地球を、どん底に落としてしまったのである。でもやっと和を好む女たちの世が、21世紀から始まろうとしている。わたしは書斎に、木花開耶媛を祭っているが、この媛を富士山頂にお祭りした、大和民族の夢と、願いと、祈りが、世界に広がりゆくのを、どうか『致知』も、応援して頂き度いのである。

鬼塚喜八郎 氏

アシックス創業者

復員後、徒手空拳で「若者の健全な育成に大切なスポーツに必要なシューズの製造に残りの人生を捧げる」という信念だけで、スポーツシューズメーカーを創業した。企業経営の経験も知識もなく、又それを学ぶ方法も限られていた。その後、十数年間は文字通り七転び八起きの迷いの連続であった。そのような中で松下幸之助氏の「企業は公器なり」との言葉を知り深く感銘し、自ら実践すべく持ち株を従業員に配布し同族経営から脱皮するとともにガラス張り経営と人材育成に力を注いだ。その後シューズ以外を扱う2社との対等合併により総合スポーツ用品会社となり、今や「世界のスポーツ文化に貢献する」ことが現実になった。思えば私と『致知』の出会いはこの合併直後のことであるが、『致知』により多くの先達者の体験や経営理念を学べる事は、自分の歩んだ道との違いはあっても松下幸之助氏が言われた「企業の成否はその経営者の経営理念の良否による」とのことも再認識させてくれるし、次代を託す若い人たちに私の考えを語る際の力強い後ろ盾ともなっている。と同時に私の歩んだ道も『致知』が身近にあれば違ったものになったに違いないとの思いも持っている。

新井正明 氏

住友生命名誉会長

創刊号からの読者として、またその発展をいささか応援してきた者として、『致知』創刊25周年を迎えることは感無量のものがあります。25年――振り返れば決して平坦な道ではありませんでしたが、あっと言う間でもあったように思われます。そう感じさせるのは、『論語』にいう「吾が道は一以てこれを貫く」そのままに、『致知』がひたすら人間学を追究してきたからにほかなりません。一道を行かんとするその姿勢に深い敬意を表します。安岡正篤先生の「萬燈行」の言葉が思い浮かびます。「内外の状況を沈思しましょう/このまま往けば、日本は自滅するほかはありません/我々はこれをどうすることも出来ないのでしょうか……我々は日本を易えることが出来ます/暗黒を嘆くより、一燈を付けましょう/我々はまず我々の周囲の暗を照す一燈になりましょう(後略)」暗闇に萬燈を招く最初の一燈。『致知』はまさにそのような存在でありました。新たな4半世紀もまた同じ存在であり続けるだろう『致知』に、変わらぬ応援を送ります。私も今年満90歳になりましたが、日本の安泰のためにも人生の道標たる『致知』がさらに発展していくことを願ってやみません。

平岩外四 氏

東京電力相談役

月刊誌『致知』の創刊25周年誠におめでとうございます。「政教懇話会」「不如会」など、安岡正篤先生とのご縁もあって、この『致知』には創刊の頃から深い関心を持って参りました。生き方探究・人間学誌として、古今東西の歴史上の人物に光をあてるとともに、世に埋もれていた市井の偉人、賢人、知人や義人、勇者たちを探し、その処世の姿勢、遺訓を紹介する編集方針には心から賛同致します。取り分け対談記事では、登場人物の何気ないひと言が、ズシリと胸に響くことが再々です。生きた言葉なのです。21世紀は予期に反して混迷の幕開けでありました。ことにわが国では、敗戦後、伝統的な価値観、美意識を失い、義理人情の処世の規範まで放棄しました。諸秩序の再構築が最大の課題になっております。中国の古典『大学』の〝格物致知〟に由来する本誌は、この『大学』の訓えに則って、この課題に取り組み、物事の道理を徹底的に究明してくれるものと信じております。

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