あの著名人も致知を読んでいます

『致知』は、経済、スポーツ、学術、政治、教育など、各界を代表する著名な識者の方々からもご愛読いただいています。

大村智 氏

ノーベル生理学・医学賞受賞者/北里大学特別栄誉教授

日本は世界が見習うような国になっていかなくてはなりません。その役割を担うものの一つが日本人の生き方、よき言葉、よき教えが詰まった『致知』だと思っています。
私は『致知』を長年愛読しており、私の生き方はこの雑誌の影響を色濃く受けています。読むたびに刺激を受けて、「そうか。こういう考えがあるんだ」と勉強しています。まさに『致知』は私の教科書であり、私にとって人間学の師は他にいません。

田口佳史 氏

東洋思想研究家

通常月刊誌は、何しろ月1回刊行し続けねばならないことを思えば、その時の流行、政治経済のトピックス、社会的事件の真相などに終始するものであります。しかしここに、「人間のあり方、心のあり方」に主題を求め、「人物鍛錬から人間社会の大綱、宇宙の大義」を毎回説くという、極めて困難な道を選択肢、しかし見事にその意志を果たし続けて、いま45周年を迎える希有な月刊誌があります。それが『致知』です。

童門冬二 氏

作家

『致知』は "日本の良心" だと思う。その地道な努力はまさに "積小為大" で、この国になくてはならない存在になった。50周年、100周年と永遠に歩み続けていってほしい。

中西輝政 氏

京都大学名誉教授

私は現在、『致知』で「時流を読む」という連載を受け持っております。この40年、高度成長の中で人々は、ともすれば生きる目標を見失い、国運にも翳りが生じた時代でしたが、そんな中で、『致知』が警鐘を鳴らし続け「人としてのありよう」「国としてのしるべ」を示し続け、今日ますます多く読者を得て、新しい発展の時を迎えていることは、この日本という国にとって、その意義は決して小さなものではないと思います。

鈴木秀子 氏

国際コミュニオン学会名誉会長

私たちを取り巻く現実には、自然界を含め、あらゆる面で、急速で、大きな変化のうねりが押し寄せております。そうした日常の中で、ぶれることなく、人間として成長し続けるためには、大きな力が必要とされます。致知出版社は、40年間、月刊誌『致知』および多くの出版物を通して、この力を多くの人々に伝え続けてきました。人間として最も大切な精神力や徳を、日々の生活の中でどのように養って行き、他の人を尊重しながら、協力し合い、世に貢献していくかを、具体的に示唆する尊い役割を果たし続けてきました。こうした今の世に得難い存在である『致知』のますますのご発展をお祈りし、心からお祝い申し上げます。

月尾嘉男 氏

東京大学名誉教授

情報爆発社会で事実を入手する技術は数多く開発されているが、真実を入手する手段は限定されている。無数の事実の裏側に潜在する真実を提供してくれる『致知』は情報が輻輳(ふくそう)する世界で生活するための必須の手段である。

境野勝悟 氏

東洋思想家

人生には、苦しかったり、つらかったりする日が、たくさんある。おかしな言い方かも知れないが、そんなとき、わたしは、すぐ助け舟がほしくなる。わたしのゴチャゴチャな気持をさらっと整理してくれる相談相手がほしくなるのだ。「あのノーベル賞の先生に会いたい!」「現代日本一の経営者と話したい!」「天才的な生き方を導いてくれる禅僧に、ぜひ意見をいただきたい!」しかし、現実に尊敬する指導者たちに会うことは、不可能だった。……が、毎月の『致知』の対談で、自分では、とてもお会いすることができないあこがれの指導者にいとも簡単にお会いし、いとも簡単に、わたくしの苦悩を消して明るく幸福な人生を生きていく知恵のお言葉を、山ほどたくさんいただいた。

行徳哲男 氏

日本BE研究所所長

『致知』はいわゆる雑誌ではありません。深い教えに根ざす人間学誌です。現代人は広さを求めますが、人間が生きる上で必要なのは広さではなく深さです。『致知』にはその深さと淀みがあります。そして、浮薄な風潮の中で日本人が忘れつつある重厚感があります。一寸先は真っ暗闇の盲目社会を乗り切るには「獣の勇気」(獣勇)が必要だと福澤諭吉は言いました。45周年を迎える『致知』に期待するのはそれです。迷うことなく、いまここに魂を込めて人間学の道を邁進していただきたい。そのことが必ずや日本復興の機運に繋がると私は確信しています。

上甲晃 氏

松下政経塾元塾頭・志ネットワーク代表

世間に数ある雑誌の多くは、読むほどに、人間の値打ちを低い方へと引きずり落とす。「売れさえすれば、読まれさえすれば、何を載せてもいいのか」と、時には怒りをおぼえることもある。しかし、『致知』は違う。読めば読むほどに、人間の値打ちを高めてくれる希少価値をしっかり守ってきた〝日本の良識・良心〟であった。 志高い日本人をめざして運動を展開してきた我が志ネットワークにとって、『致知』はまさに格好のテキストであり、指針であった。『致知』が盛んになることは、日本の未来に光を当てることでもある。35年を一里塚に、やがて100年、200年の大樹に育っていくことを願うばかりである。

荒井桂 氏

郷学研修所・安岡正篤記念館副理事長兼所長

清代の優れた史家詩人趙翼(甌北)に『二十二史箚記』という名著があります。その中で、よく知られた「時務」論が展開されていますが、それは、不易不変の「義理」と流行変化してやまない「時勢」という二つの概念を対置して、為政者指導者のとるべき施策「時務」の在り方を論述したものです。「義理」は、万古不易で普遍妥当する眞理を意味していますが、それは、時代と共に流行変化してやまない「時勢」に適合即応して実現されねばならない。その困難な責務の遂行が、「時務」に他なりません。「時務を識るは俊傑に在り」と古来、いわれてきました。『致知』は、その義理・時勢・時務を見事にくりひろげる稀有の月刊誌として、私は愛読しています。

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