あの著名人も致知を読んでいます

『致知』は、経済、スポーツ、学術、政治、教育など、各界を代表する著名な識者の方々からもご愛読いただいています。

越智直正 氏

タビオ会長

『致知』との出会いは、創業して数年後、借金に行った知人の事務所でした。社長を待っている間に応接台にあった『致知』を夢中で読んでいて、前に座った社長に気付き、慌てて用件を言うと、返済期日も聞かず黙って小切手を書いてくれました。その時は何で簡単に貸して戴けたのか不思議に思ったものですが、今になって分かるような気がします。苦にも楽にも夢中で取り組んできましたが、読書は苦を忘れさせ、真摯に生きる最高の良薬でした。

神渡良平 氏

作家

古典を活学することにおいて『致知』に抜きんでる雑誌はない。『致知』は先賢の知恵を活用させてくれるかけがえのない雑誌である。

坂田道信 氏

ハガキ道伝道者

世の中が混迷してきますと、目立たないがそれとなく至る所に“地湧の菩薩”が出てきて国の修復を始めるのが歴史の定石であります。月刊誌『致知』の読者の会、木鶏クラブの方々は、現代の常識を代表される方々だと言えます。“堅くて”到底成り立たないだろうと言われていた『致知』が幾多の苦難を乗り越えて、見事に発展して30周年を迎えられることは現代の奇跡だと言っても良いでしょう。今後の期待の大きさ、使命、役割は多大なものと思います。

稲盛和夫 氏

京セラ名誉会長・日本航空名誉顧問

人生の成功、不成功のみならず、経営の成功、不成功を決めるのも人の心です。私は京セラ創業直後から人の心が経営を決めることに気づき、それ以来、心をベースとした経営を実行してきました。我が国に有力な経営誌は数々ありますが、その中でも、人の心に焦点をあてた編集方針を貫いておられる『致知』は際だっています。日本経済の発展、時代の変化と共に、『致知』の存在はますます重要になるでしょう。

中村勝範 氏

慶應義塾大学名誉教授・而今の会主宰

少年時代から修養書を愛読しつづけている。今日、『致知』はこの方面における最高の月刊誌である。啓発されている。福沢諭吉の三大名著の一つとして『文明論之概略』がある。その最終章に「自国の独立を論ず」をわざわざ置いた。国の独立なくてし文明はないからである。現代人はチベットが独立を失うことにより120万人が虐殺され、文化が抹殺されたことを考えればわかる。国の独立なくして修養はない。『致知』が今後一段の努力を乞い願われるのはこの点である。

牛尾治朗 氏

ウシオ電機会長

道元禅師に「霧の中を行けば、覚えざるに衣しめる」という言葉がある。見識のある志高い人に接すると、自ずと自分の志も高くなるという教えである。『致知』はこの言葉のように、自分を高める様々な学びと縁をもたらしてくれる。一つの雑誌が40年もの歴史を刻むことは希有なことであるが、『致知』にはここで立ち止まることなくさらに前進を続けてほしい。私も次の50周年まで現役を貫き、この雑誌と共に学び続けていきたいという心意気である。

村上和雄 氏

筑波大学名誉教授

細胞は自分の役割を果たしながら、臓器や個体を生かすために助け合っている。利他の遺伝子がなければ生命は存続できない。『致知』には、利他の遺伝子が働き、成功した実例が数多く掲載されている。自信を持って人に勧めたくなる人生の教科書です。

福地茂雄 氏

アサヒビール社友

人間学、徳育、いま私達の周囲で、その言葉すら忘れられているのではないだろうか。知育、徳育、体育、食育の何れを取り上げても大きな課題を抱えているものの、徳育にあっては家庭でも学校でも企業でも喫緊の課題であると思う。創刊以来35年に亘って私達を徳育し続けているのが『致知』ではないだろうか。一般的に月刊誌には、その社主なり編集者の人格がそのまま表れるものだが、とりわけ『致知』にはその傾向が強いように思う。今、三次元の変化の時代に在って、変化が見えないもの、変化に適応できないものは、人・企業と問わず、存在を許されない。それゆえに所謂「変える勇気」が求められる。その一方で「変えてはならないもの」がある。それは、「創業の理念」だと思う。『致知』は、時代の変化を巧みに捉えながらも、一方では決して時代に流されない頑なな信念を持っている。そんな『致知』が私は大好きだ。

比屋根毅 氏

エーデルワイス会長

『致知』は、日本人が忘れかけている大切なことを思い出させてくれる貴重な書であり、経営哲学を学ばせていただける教科書のような存在である。これからの日本を背負っていく若い人達にぜひ読んでいただきたい。

渡部昇一 氏

上智大学名誉教授

『致知』と私の関係は、現社長の藤尾さんが若い編集者として私に物を書かせようとして下さったことからはじまる。藤尾さんは若い時から「自ら修養する人」であった。私も修養を重んずる人間であることに目をつけて下さったらしかった。それから35年経つ。その間に私は老いたが、『致知』は逞しく発展を続け、藤尾さんには大社長の風格が身についた。発行部数も伸び、全国各地に熱心な愛読者を持つに至った。心からお慶び申し上げたい。老人になると日本の行く先をいろいろ心配したくなるが、その中にあって『致知』の読者が増えてきていることは大きな希望である。部数がもう3倍になれば日本の代表的国民雑誌と言ってよい。創刊38周年の後は、創刊50周年を祝うことになるわけだが、その時には代表的国民大雑誌になっていることを期待します。

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