5 月号ピックアップ記事 /インタビュー
人間学とマーケティング——時代の枠を破る二つの黄金律 神田昌典(アルマ・クリエイション社長)
新元号も決まり、ポスト平成時代の幕開けはすぐそこに迫っている。第4次産業革命、人口減少、超高齢社会、緊迫する国際情勢……。この大転換期に未来に続く会社をつくるにはどうすればよいのか。日本を代表する国際マーケッターの神田昌典氏に伺った。
志やビジョンを持った中小企業の経営リーダーが「いまの時代についていけない」と絶望するのではなく、「いや、面白い時代が来た」と言えるためには、人間学とマーケティングを兼ね備えていなければならない
神田昌典
アルマ・クリエイション社長
「空からの創造」を遂げるために重要な二本柱が、このたび致知出版社から上梓した本のタイトルにもなっている「人間学」と「マーケティング」である。これは日本資本主義の父と称される渋沢栄一が説いた『論語と算盤』の現代版と言ってよいだろう。
プロフィール
神田昌典
かんだ・まさのり――昭和39年埼玉県生まれ。上智大学外国語学部卒業。大学3年次に外交官試験に合格し、4年次より外務省勤務。その後、ニューヨーク大学経営学修士及びペンシルバニア大学ウォーオンスクール経営学修士(MBA)取得。コンサルティング会社を経て、平成7年米国ワールプール社日本代表に就任。10年経営コンサルタントとして独立。著書多数。最新刊に『人間学×マーケティング』(致知出版社/共著)。
編集後記
デジタル革命が本格化するポスト平成時代を生き抜く上で欠かせないのは人間学とマーケティング―。国際マーケッター・神田昌典さんの論説は、今後の企業のあり方を根本的に考え直す契機となるでしょう。
特集
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