『致知』に寄せられたお客様の声

『致知』を読んでのうれしいお便りがたくさん届いています。 ご感想の一部を紹介いたします。

  • 子供たちに、広く素晴らしい生き方をしている人生の先輩に触れてもらうには『致知』が最適

    兵庫県 株式会社ALG芦屋 代表取締役 伊藤亜子 様

    私は兵庫県の芦屋市で、お金と家事と子育てを学ぶ主婦アカデミーを主宰しており、自分自身5人の子どもの子育てをしてくる中で得た経験を、たくさんのお母さん方にお伝えしています。

    2年前、『致知別冊「母」~子育てのための人間学』のPRプロジェクトに携わることとなり、その時初めて『致知』という雑誌の存在を知り、定期購読するようになりました。
    『母』の本は、子どもたちも含め、家族みんなで読んでたものの、『致知』は夫が気に入って読んでいましたし、子どもには難しいかもしれないという先入観も持っていました。

    しかし、中学生くらいの子どもでも『致知』を楽しんで読めることを、母PRプロジェクトの仲間から教えてもらったこともあり、小学校6年生の末娘に「『致知』はすごいことが書いてあって、この本はお母さんの憧れなんだ。こんなの読める大人になったらすごいよね。いつか愛読書にしてほしいな」と話していました。

    5人の子育てをする中で、子どもは中学生くらいになると、少しずつ恥ずかしさが出てきて、親の伝えたことを素直に受け取らなくなることが多いと感じていました。ですので、小学校の娘に読んでもらえたら嬉しいなと思い、娘の塾の教科書の間にそれとなく立てかけて置いたりしていました。しかし、強制するものでもなく、わざとらしくすると子どもも読まないことはわかっていたので、ちらっと見えるところに置きながら、私自身もあまり意識せずに過ごしていました。

    すると先日、暴風雪警報で学校が突然休校となった際、娘が立てたスケジュールの中になんと自分で「致知を読む」と書いていたのです。また、娘は中学受験を控えているのですが、電車で20分ほどの塾へ出かけた際も、帰宅後なんとびっくりの報告がありました。
    「ママ、電車の中で致知読んだよ!この話がめっちゃよかった!!ママも読んで!!」
    9月の巻頭の狂言師野村萬氏の特集でした。雑誌を持って電車に乗ったことも知らなかったですし、まさかの発言にひっくり返りそうになりました。中学生に向けて大きく成長してる様子が何より嬉しく、どんな進路になっても、きっと人生切り開いていけるだろうと確信できた出来事でした。


    たくさんの人生の先輩をお手本に生きることができる、そしてそれを学べる場所が致知にはあります。子どもには児童書がいいんじゃないかと勝手に思っていたけれど、子どもにも人間としてのアンテナがちゃんと備わっていて、広くまんべんなく素晴らしい生き方をしている人生の先輩に触れさせるには『致知』が最適だと感じます。分野に限らず知識・経験が豊富な方々のお話しが満載で広い世界を教えてくれる『致知』を愛読書にし始めた我が子は、学力では測れないすごい可能性をつかんだなと感じます。安心して中学受験とその後の人生へと送り出せそうです。 

    『致知』は、人としての「あり方」を示す羅針盤のようなもの

    広島県 ビジョンサポート三原 ・生き方経営パートナー 平岡俊晴 様(70歳)

    私は、自分の未熟さもあって、50代半ばにリストラ同然で退職を余儀なくされ、自主退職し独立起業しました。しかし、思うような成果があげられず、3年近くどん底状態を彷徨いました。 預貯金も底をついてきて、この世からいなくなりたいと思うような日々が続いていました。

    そんな時にある方からの薦めで『致知』に出会いました。 『致知』を拝読させていただいたお陰で、数え上げればきりがないくらい多くの方々から学ばせていただきました。 尊敬する稲盛和夫先生をはじめ、世の中ですごく影響力のある方々からの教えはもちろんですが、致知随想の中で、名は知られてはいないが、全国で地道な努力をされ、 世のため人のためにと懸命に生きておられる方々の魂からの言葉に感動し、 自分の不甲斐なさを顧みて反省しつつ、勇気と無言の励ましをいただきました。

    お陰様で、少しずつ出会う人に恵まれ、自分で学んだことや経験を活かして、現在は中小企業の経営者の方の個別コンサルや社員研修などもさせて頂いています。さらに少しでも悩んでいる方のお役に立ちたいとの思いで、大げさなネーミングですが、2年前から「生き方経営塾」として継続セミナーの開催もさせて頂いています。 そして、2019年の8月に古希を記念して何か社会に役に立つことはできないか、少しでも自分の経験や考えが役に立てれば…という思いで、Amazonの電子書籍『一瞬で人生を変える逆算思考』という本を出版しました。思わぬ反響をいただいて、出版時にはビジネス書7部門で1位を獲得することができ、現在も15カ月間継続ビジネス書部門で1位を継続しています。

    今は素晴らしい方々との出会いが重なり、豊かで充実した日々を送ることができ、まさに人生の晩年をプラチナエイジとして、仕事にプライベートに喜びを感じながら生きています。 これも、『致知』との出会いなしには考えられません。 心から感謝しています。 現在、弱肉強食の経済至上主義の限界で資本主義社会が立ち行かなくなり、新しい展開に舵を切っていかなければならない時にコロナ問題で世の中が疲弊して、人々が方向性を見失っています。 こんな時代に『致知』は多くの人に、人としての「あり方」を示す羅針盤のような役割があると思っています。 多くの方に『致知』を通して学びを深め、自分の軸を確立していって欲しいと心から願って微力ながらご縁のある方々には推薦しています。 『致知』は、人としての在り方を学び豊かな人生を歩みたいと思われている方には必読の雑誌です。 『致知』が益々多くの方に購読されることを祈念しています。

    『致知』の言葉が自分を見つめ直させてくれる

    ニューヨーク在住 鍼灸師 千田和未様(35歳)

    様々な御縁が繋がり、「禅」という言葉に触れる機会が重なっていた時、ニューヨークでもご活躍されていた鈴木大拙先生を知り、ニューヨークにいる自分へのエールのように、2020年8月号の『致知』を読ませていただきました。
    私はニューヨークで鍼灸師の資格を取得し、会社を設立しました。成果をすぐに出さなければと焦りに駆られることもありますが、急いで大失敗をしては元も子もない。やはり何事も一つひとつコツコツと、着実にやっていくこと。それに尽きるのだなと改めて強く思いました。


    隣の芝は蒼く見えるというように、他人の成果や人生はよく見えがちです。しかし私が生きているのはあくまでも自分の人生であり、他人と比較する必要は全くない。邪念に惑わされず、ただただ直向きに一歩一歩、我が道を進むのみ。大拙先生の「勉励ト忍耐トハ 不可欠的ノ成功ノ素ト申スベシ」の言葉のように、腐らず困難に耐えていれば、必ずどこかに手を差し伸べてくださる方がいます。そういった方々に感謝し、おかげさまの気持ちを忘れず、精進してまいりたいと強く思います。


    2020年3月号の「特集総リード」にて、藤尾社長が『菜根譚』の一節を用いて「天は一つの目標に向けて意志を固め、無心に努力する者に、その真心をひらいて導いてくれる」と綴られていました。いまの私にとって本当によい戒めとなる、気持ちをキュッと引き締めるお言葉をいただいたなと感じました。
    どんな状況であっても「何が一番大切なのか」「何をするためにニューヨークにいるのか」、その根本を自分に問いかけ、自分だけの花をしっかりと咲かせていきたいです。
    そして日本人の素質である親切、丁寧、きめ細やかさ、相手を思いやる気持ちを他に伝え、多くの方の人生がより豊かになるよう、鍼灸、東洋医学を通して世界の方々と調和していきたいと思っております。

    『致知』から学んだ「ありがとうございます」を1日1万回唱える実践をしています

    ブラジル在住 自営業 鈴木功さん(66歳)

    『致知』の記事にはいつも感銘を受け、時には感動で涙を流しながら読むこともしばしばです。多くの記事が、いまでも心に深く刻印され、記憶に残っています。

    中でも最も心に残る記事は2008年8月号の「宇宙を貫く言葉の法則」です。この記事では作家の神渡良平先生と心学研究家の小林正観先生が「ありがとうございます」を唱える大切さを語り合われているのですが、その中で神渡先生に私のことを少しだけ取り上げていただいたのです。

    1980年にブラジルに移住、日本人経営者の下で農業を手伝いながら現地の言葉を習得し、1987年63ヘクタールの土地を取得、独立して開拓を始めました。ところが困難が次々とやってきて、何度も苦境に落ち込みました。 そういった中で神渡先生のことを知り、手紙を通じてご縁をいただきました。それまで唯物史観に染まっていた私はそこで精神世界に目覚め、神渡先生の著作をはじめ多くの先達の本を読み漁り、「ありがとうございます」を唱える重要性に目覚めたのです。

    私の「ありがとうございます」を1日1万回唱える実践は2000年より始まりました。農場が経営危機に陥り、遂に日本へ「出稼ぎ」に行かなくてはならなくなったその時、唱えた数を記録するカウンターを見つけ、以来毎日カウンターで数えながら唱えるようになりました。現在、7100万回あたりを進行中です。 この実践は様々な効果をもたらしてくれました。まだまだこれからですが、まずは1億回を目指し、そしてそれを達成した後も一生続けようと思っています。感謝! 合掌!

    『致知』は、スポーツにも通ずる生き方・哲学・考え方など人間学の教えが凝縮されております。

    学校法人ヴォーリズ学園副学園長/滋賀県サッカー協会名誉会長/元U-17サッカー日本代表監督 松田保氏(72歳)

    『致知』との出逢いは、大学の教授をしていた当時、卒業生に教えてもらったことがきっかけでした。その頃は、教師を志す学生達のゼミを担当しておりました。

    『致知』には、スポーツにも通ずる生き方・哲学・考え方など人間学の教えが凝縮されており、学ぶことが多くありました。これまでサッカーからあらゆることを学んできましたが、そのサッカーの次に学びを得たのが『致知』です。「武士道」や日本の伝統精神に触れることは大切なことだと思います。

    『致知』に掲載されている人の生き様や哲学や精神を知ることで、本気で打ち込んできた自分の経験をさらに深く自分に落とし込み再認識し、更に高みへいくために自分を鼓舞し人生の再構築をしてくれます。毎月、興味のあるところを拾い読みし、そこを一所懸命に読み込み、深めていくようにしています。ゼミ活動でも『致知』を使った勉強会(木鶏会)をしていました。一つの記事に焦点を当てて学生同士でディスカッションをしたり、学生が記事を選んでその感想をシェアするなどを通じて、学生に人生の心構えを伝えてきました。『致知』はたくさんの良縁とめぐり合わせてくれます。私は「教育」とは「共育」だと思っています。これまで教師として教授として、監督として多くの生徒、学生、選手と出逢って来ましたが、72歳になった今でも、みんなが私を育ててくれたと思います。

    スポーツ界だけでなく、どんな世界でも自分を超えて行くような人を育てて、はじめて良い指導者だと言えるのではないかと考えます。

    コーチング(指導する時)で「オープンマインド」や「学ぶことを辞めた時、教えることを辞めなければならない」ということを大切にしている私にとっては大切な一冊になっています。

     

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