2022年12月18日
2022年12月1日発刊『致知』1月号〈特集「遂げずばやまじ」〉。記念すべき創刊45周年の新年号の表紙を飾っていいただいたのは、柔道選手の阿部詩さん。所属する日本体育大学柔道部女子の監督を務める小嶋新太さんと対談していただきました。
その他にも、セブン&アイ・ホールディングス名誉顧問の鈴木敏文とSBIホールディングス会長兼社長・北尾吉孝さん、日本航空元社長・大西賢さんと日本航空元会長補佐・大田嘉仁さんの対談、圧倒的な強さで史上初となる大学選手権9連覇の偉業を達成した帝京大学ラグビー部を育てた岩出雅之さんの教育論など、有名無名を問わず様々な分野で活躍する一流の方々にご登場いただいています。
その注目の号より、あなたの心を鼓舞し、目標達成へと導く珠玉の言葉をご紹介します。
人生を切り拓く名言集
・「オリンピックには魔物がいると言われますが、私の場合、畳に上がれば魔物は全くいませんでした。魔物は自分の心がつくり出すものかもしれません」(阿部詩/東京2020オリンピック柔道女子52㎏級金メダリスト)
・「これまで数多くの選手の指導に携わってきた中で、伸びていく一流選手には3つの共通点があると感じます。努力のできる天才、素直、感謝の心を持って人に接する」(小嶋新太/日本体育大学柔道部女子監督)
・「どれだけ多くの人の共感を呼んで、どれだけ多くの人を巻き込み、一緒に目標に向かって進めるか、経営はそこに尽きるんです」(大西賢/日本航空元社長)
・「現場にしっかりしたリーダーがいて、皆で力を合わせれば、どんなに不可能と言われることでも実現することができるんです」(大田嘉仁/日本航空元会長補佐専務執行役員)
・「企業経営において一番大事な核を成すものは、執念だと考えます。執念というのは、人の真似をしているところからは生まれません。人真似はするな、何事も挑戦というのが僕のモットーです」(鈴木敏文/セブン&アイ・ホールディングス名誉顧問)
・「過去に囚われる者は未来を失うといいます。成功体験に胡座を掻くことなく、常に新しいことに挑戦する。それをいかに実現するか、懸命に考えるところから道は必ず開けていく」(北尾吉孝/SBIホールディングス会長兼社長)
・「指導者が学び変わることをやめてしまえば、組織の発展もそこで止まってしまいます」(岩出雅之/帝京大学スポーツ局局長)
・「およそ事業は、みだりに興すことあるべからず。思ひさだめて興すことあらば、遂げずばやまじの精神なかるべからず」(大槻玄沢/江戸時代の蘭学者)
・「地元の人が推してくれることが、一番のブランド」(鎌田真悟/恵那川上屋社長)
・「自分の頭だけで考えず、各分野で頼み事ができるネットワークを築けたら、それが自分の強みになるのです」(齋藤学/鹿児島県薩摩川内市下甑手打診療所所長)
・「祈りには人と人とを結びつけ、お互いの絆を深める働きがあります」(鈴木秀子/文学博士)
・「誰かのために自分を捧げて、よかったなあ、幸せだなあ、と思えるような自分がわかったら、それがほんとうの自己」(山田無文老師)
・「明るく生きる姿勢は大きな力であり、それが当事者の明朗性を養い、併せて自信を要請し、人生の好転に繋がるのです」(田中真澄/社会教育家)
・「願望を成就に繋げるためには、並みに思ってはだめだ。生半可なレベルではなく、強烈な願望として、寝ても覚めても四六時中、そのことを思い続け、考え抜く。頭のてっぺんからつま先まで全身その思いでいっぱいにして、切れば血の代わりに『思い』が流れる。それほどまでにひたむきに強く一筋に思うこと。そのことが物事を成就させる原動力になる」(稲盛和夫/京セラ創業者)
・「成功するためには、成功するまで続けることである。途中で諦めて、やめてしまえば、それで失敗である。いくら問題が起こってきても、次々と工夫をこらして解決していけばよいのである。それをくじけることなくくり返していく。決して諦めない。成功するまで続けていく。そうすれば、やがて必ず成功する」(松下幸之助/松下電器産業創業者)
◎『致知』1月号 特集「遂げずばやまじ」には、心に抱く目標や夢を実現していくための要諦がぎっしり詰まっています。いま悩みを抱えている方、うまくいかないことに直面している方、さらに自分を磨き高めていきたい方……ぜひ本誌「遂げずばやまじ」をお読みください。必ずそのヒントが見つかります。