2020年05月11日
2020年5月1日に発刊された、『致知』6月号「鞠躬尽力」。本号にも各界一流の方々が多数ご登場され、珠玉の体験談が満載です。本日は指揮者の小林研一郎さん、書家の赤平泰処さん、元空将の織田邦男さんなど、その6月号にご登場いただいた方々の名言・金言を一気にご紹介します。
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鞠躬尽力の要諦
- 「超天才の集団として一人ひとりを認め、羽ばたかせることのできる煌めく時間をつくるのが指揮者の役割です。その時に初めて聴衆の心に大きな火を灯すことができ、心に訴えることができる」(指揮者・小林研一郎)
- 「人の力を引き出すには、リーダーがまず『私心』を捨て去り、労苦を厭わず、身を削る覚悟で先頭に立って鞠躬尽力し、公のために尽くす。その背中を見た人々はリーダーにオーラを見出し、それがカリスマ性となって、自発的・自主的に力を発揮するようになるのです」(元空将・織田邦夫)
- 「『百忍千鍛事遂全(ひゃくにんせんたんことついにまっとうす)』―百の苦難を耐え忍び、千の鍛練を積めば、できないことはない」(アドマテックス社長・安部賛)
- 「一所懸命に打ち込んでいれば周りの方も支えてくださいますし、誰かが手を差し伸べてくれる」(志摩観光ホテル総料理長・樋口宏江)
- 「続けていくこと、目の前のことを一つひとつ積み重ねていくこと、やはりそれが新しいものを生んでいくことに繋がる」(書家・赤平泰処)
- 「人は愛するに足りて、真心は信ずるに足る」(ペシャワール会・中村哲医師)
- 「人を思う優しさが最大の武器になる」(歴史研究家・福田正秀)
- 「何もしなければ何も生まれない」(日本卓球協会副会長・前原正浩)
- 「同じやり方をしていたら同じ結果しか生まれない」(日本ラグビーフットボール協会専務理事・岩渕健輔)
- 「これから何かをやろうっていう目標の少ない方は、どんどん老けていってしまう。要は生きがいを持って生きることがとても大事だと実感しています」(日本ソワサンタンウォーキング協会代表・松尾多恵子)
- 「いま私たちに大切なのは、危険をいたずらに恐れることなく、姿勢を崩さずに起こってくる出来事を真っ正面から受け止めることです。その上でその出来事が何を教えてくれているか、知恵を深めて見つめることです」(文学博士・鈴木秀子)