10 月号ピックアップ記事 /二十代をどう生きるか
二十代は自己研磨せよ 津村佳宏(アデランス元社長/RAIBY代表取締役)

毛髪関連事業のリーディングカンパニーとして世界17の国と地域に法人60社を擁するアデランス。2017年から同社の舵取り役を担い、卓越したリーダーシップで過去最高売上高へと導いたのが、津村佳宏氏である。昨年経営を退くまでアデランス一筋に歩んだ氏の足跡を辿ることで、人生・経営発展の要諦に迫る。

自分を磨けば磨くほどお客様の喜びに変わる。
努力は必ず報われるからこそ、絶えず自己研磨することが大切だと実感します
津村佳宏
アデランス元社長/RAIBY代表取締役
【写真=社内の技術大会で優勝を果たした29歳の時】
私がアデランスに入社したのは1982年でした。手に職をつけたいと思い、就職活動をしていた高校3年生の頃、偶然見つけたアデランスの募集要項に「ヘアデザイナー募集」と記載がありました。
父親が書道家だったこともあり、幼い頃から芸術やヘアデザインに興味を持っていました。また、働きながら通信教育で理容師免許を取得できる制度に惹かれ、入社を決意したのです。
1968年に男性用オーダーメイド・ウィッグ専門店からスタートしたアデランスは、当時大きく躍進を遂げていて、同期入社は技術職だけでも80人近くいました。
ところが、私は専門学校も出ていないただの素人。不器用でパーマのロット巻きやカットがうまくできない。同期は研修後すぐに現場へ配属されたにも拘らず、私は5人いた居残り組の一人でした。
「1か月補習し検定を合格できなかったら、新潟の製造部に配属だ」
研修所の教育部課長からそう告げられましたが、自分が目指したヘアデザイナーの道を諦めることはできませんでした。検定合格に向け、1か月間無我夢中で練習に打ち込んでいったのです。……(続きは本誌にて)
~本記事の内容~
◇落ちこぼれからのスタート
◇技術・知識・接客にこだわる
◇転機となった育毛事業での経験
◇かくしてV字回復へと導いた
◇目標がなければ大成しない
プロフィール
津村佳宏
つむら・よしひろ――昭和38年広島県生まれ。早稲田大学人間科学部卒業(通信制)。57年アデランス入社。取締役営業本部長、代表取締役専務COO、代表取締役副社長COOを歴任した後、平成29年代表取締役社長COO、30年代表取締役社長グループCEOに就任。令和6年任期満了にてアデランス退任。現在は株式会社RAIBYを新設し、大企業からスタートアップ企業まで多くの企業の経営顧問を務め、経済活動の活性化を推進している。
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