2022年01月01日
新しい年がいよいよスタートしました。今年はどんな一年にしようか、どんな挑戦をしようか……いろいろ思いや決意を胸に抱いていることと思います。人生も仕事も、日頃どんな言葉に接し、どんな言葉を指針にしているかによって決まるとは、昔から言われることです。皆様の新年の最高のスタート、今年一年の幸せを願って、弊社人気書籍『一日一言』シリーズより珠玉の言葉集をご紹介します。
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よき言葉がよき人生を導く
【東洋思想家・安岡正篤師の言葉】
一、残恨(残念なこと)を一掃して気分を新たにする。
二、旧習(ふるい習慣)を一洗して生活を新たにする。
三、一善事を発願して密に行ずる。
四、特に一善書を択んで心読を続ける。
五、時務を識って自ら一燈となり一隅を照らす
(『安岡正篤活学一日一言』より)
【仏教詩人・坂村真民氏の言葉】
日本を
楽しい国にしよう
明るい国にしよう
国は小さいけれど
住みよい国にしよう
日本に生まれてきてよかったと
言えるような
国造りをしよう
これが二十一世紀の日本への
わたしの願いだ
(『坂村真民一日一言』より)
【京都大学元総長・平澤興氏の言葉】
生きるとは
燃ゆることなり
いざやいざ
進まんこの道
わが燃ゆる道
(『平澤興一日一言』より)
【社会教育家・常岡一郎氏の言葉】
誰もが平凡に見過ごしてしまうほどの些事。
その小さい事から大きい天の声を聞いた人は偉大な人である。
リンゴが樹から落ちる。これは幾千年の間、
幾百億の人々が眺めて来たことである。
しかしただ平凡に眺めただけである。
それをニュートンはじっと見つめて万有引力の
学説を打ち立てた。
(『常岡一郎一日一言』より)
【世界に禅を広めた鈴木大拙氏の言葉】
ただ自由だ、創造的だ、
随所に主となるのだというだけでは何もならぬ。
人間には、他の生物と違って大悲というものが
なくてはならぬ。
(『鈴木大拙一日一言』より)
【不世出の哲学者・森信三氏の言葉】
わたくしは、35才の頃に、
「この人間の一生というものは、
二度とこれを繰り返すことができないものだ」
ということを、しみじみ心の底から
痛感せしめられたのであります。
どうして人生の半ばを過ぎる年ごろになって、
はじめてこの人生の根本的真理に目覚めた
そのキッカケはと言えば、
現世的栄達の希望が遮断されることに即して、
人生を大観するの明知が兆し始めということでありましょう。
(『森信三 教師のための一日一語』より)
【京セラ元名誉会長・稲盛和夫氏の言葉】
ほとんどの人は心の大切さに気づかず、
心を立派にしようなどということに関心を持たない。
まずは、心を高めなければならない、
心を美しくしなければならない、
と思わなければならない。
そうしても、われわれは煩悩、欲にまみれた人間であるから、
なかなかそうなれない。なれないけれども、
「ならなければならない」と思い、反省する
この反省があるから、また努力をしようと心がける。
このことが人生にとっては大切なのである。
(『稲盛和夫一日一言』より)