浅見帆帆子が語る「直感力を鍛える5つのコツ」

著書『あなたは絶対!運がいい』『あなたの運はもっとよくなる!』などが累計250万部を超えるベストセラー作家・浅見帆帆子さん。弊社主宰のご講演会でお話いただいた「直感力を鍛える5つのコツ」をご紹介いたいします。

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直感はどこからくるのか

なぜ「直感」をテーマにしようとしたかというと、ここ数年、私が思っている以上に人間というのは直感、つまり自分の意識していないところからくる情報によって動かされているんだなというのを痛感しているからです。

皆さんご存じのように、人間の脳というのは全体のほんの数パーセントしか使われていないといわれていますよね。では、残りの90何パーセントっていうのは何も使われずにただそこにあるだけなのかっていうと、そうではなくて、今の科学のレベルでは発見できずにいるだけで、必ず働いていると思うんです。ただ、直感がくる時ってほんの一瞬なので、脳のこの部分が反応する時に直感がひらめきますっていう瞬間を科学的に証明することはかなり難しいでしょうね。

脳でいえば使われていないと思われている部分であり、意識といういい方をすれば、人間がいま普通に目を覚ましている時のことを顕在意識といい、そうではない部分を潜在意識と呼びますが、直感っていうのは潜在意識からきているものだと思っています。 

ほかにもスピリチュアルな観点で、宇宙から直感がくるなんてこともいわれますが、私は直感がどこからくるかというのは、大した問題ではないと思うんですね。大事なのは、直感というものがあるんだなということを否定の心を持たずに受け止めること。そして、直感とは物事や人生がうまくいく方向に導いてくれる情報であるということを信じることです。

今日はこの直感を受け取る方法と、直感を受け取りやすくするコツについて具体的にお話ししていきたいと思います。

わくわく感をいかす

まず、直感を受け取る方法について、大まかに分けると次の4つになります。

1番、理由もなくふと感じること。

2番、本音の感じ方。

3番がシンクロニシティ。

そして4番目が夢です。

この中でこれだけできればいいって思うくらい大事なのは、2番目の「本音の感じ方」です。これはあるものを見たり聞いたりした時に、そこから自分がパッと感じる感覚のこと。例えば、誰かに仕事の依頼を受けたとします。その時に「それいいね、乗った」と思うか、「どうも気が乗らない」と思うか。先入観や条件などの前情報がまったくない状態でどう感じたのか。それが直感なんです。

私は仕事のお話については、全部この直感で決めています。

直感で決めているというと、自由気ままですごく偉そうに聞こえますけど、私は自分の本音の感情が、一番最初にどう動いたかを大切にします。

この時、条件などに目をやって頭であれこれ考えては駄目なんです。ある企画を前にして心がわくわくしないのに、条件を見てやったほうが得かもしれないとか、あの人の紹介だから断れないとか、断ったら印象が悪く見られるとか、これらはあとから頭で考えてひねり出した理由であって、自分の本音を覆い隠してしまうことになるんですね。

逆に、わくわくしている自分がいるのに、前に同じようなパターンで失敗したから今回も失敗するんじゃないかとか、こんなおいしい話は世の中にはないだろうとか、頭で考えているうちに一番最初にやるぞって思った感情が、だんだんと萎んでしまう。せっかく未来からのわくわくする提案がきているのに、世間の常識や自分の思い込みの枠でブロックしてしまう──。

実際、私も初めは随分迷いました。自分の気持ちがわくわくしないとか、気持ちが乗らないという理由だけでお断りするのって、すごくわがままなことに感じますよね。

ただこれは実験をしてみるとすぐ分かるんです。もやもやして気持ちが乗らないのに、条件がすごくよくて、時間的にも余裕があるからっていうことでそのままお引き受けすると途中で必ずおかしなトラブルが起こるんです。結局、最初に感じていたすっきりしない感覚のままに進んでいくことがほとんどですね。

直感はすべての人に訪れる

次に直感を受け取りやすくするコツ、つまりどうすれば直感がさえてくるかについて。

1、否定ブロックをつくらない。

2、質問を投げ掛ける。

3、即行動する。

4、ぼーっとした時間をつくる。

5、思い込みの枠を外す。

この五つです。2番目、これがこの中で一番のポイントです。

日常生活の中で直感を働きやすくさせるために、いつも自分の潜在意識に質問を投げ掛けてみてください。脳というのは、膨大な情報量を持っているコンピュータとまったく同じだと思っています。ですから質問した時とパッと答えがひらめく瞬間との間にタイムラグはありますが、答えは必ずやってきます。

質問する時に一番大事なのは、とにかく具体的にわかりやすく質問しておくことです。例えば、人間関係でトラブルが起こっている時に、みんなが納得して解決する方法は何ですかとか、ABかで迷っている時は、ABか明確に答えがほしいとか。ただどういうふうにおもいつかせてくれるか分からなかったら意味がないので、私にも分かるように教えてくださいって付け加えるといいですね。 

もう一つ大事なのは、間違った質問をしないということです。どうしてこんな悪いことが起こったんだろうとか、原因を探るような質問のことです。例えば、自分のお姑さんとの関係がうまくいかないという悩みを抱えている人が、どうしてうまくいかないんだろう、私の何が悪いのかしらというような質問をしてしまうことですね。

考えてみてください。仮にその原因が分かったとしても、そもそもその人にはそれが簡単に直せないからうまくいかないんですよね。まして原因を探り始めると、自分のマイナス面や相手のいやなところばかり目についてしまうんです。パソコンの検索に「どうしてうまくいかないんだろう」って入れると、それに関連して悪いことばかりヒットするのと同じことですね。

でも本当に知りたいことっていうのは、問題を解決して気持ちが明るくなることですから、その答えがヒットするような質問を投げ掛けるべきなんです。

最初、この質問を分かりやすく明確にっていうのを再確認する出来事がありました。京都に講演に行った際に貴船神社に立ち寄ったのですが、そこは絵馬の発祥の地で、お願い事をちゃんと神様に聞いてもらうにはどういうふうにすればいいかについて、巫女さんに時間をかけて教えていただいたんです。

特に強調されていたのは、神様は一番分かりやすい人、はっきり手を挙げている人を指してくれるということでした。つまり、絵馬に私はこれをやりたいということをはっきりと具体的に書いている人の望みを叶えてくれると。

望みが叶うというのは、神様からくる見えない情報によって導かれるわけですから、絵馬に掲げた願い(質問)に対する答え、つまり直感を受け取るということと同じなんですね。 

直感というのは特別な人だけにくるものではないし、そのすべてが必ずしも大きなひらめきに繋がるものではありません。日々の生活の中でふと感じるところに、次なる発展へのきっかけが紛れ込んでいるはずですから、そのことを信じて、素直に流れに乗ってみていただきたいなと思っています。

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(本記事は月刊『致知』2010年12月号 特集「発心、決心、持続心」から一部抜粋・編集したものです。いまの時代に求められるのは「人間力」――人生や仕事、人材育成のヒントが見つかる!月刊『致知』の詳細・ご購読はこちら

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浅見帆帆子(あさみ・ほほこ)
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青山学院大学卒業後、ロンドンに留学、インテリアデザインを学ぶ。帰国後、執筆活動に入り、『あなたは絶対!運がいい』(廣済堂出版)『あなたの運はもっとよくなる!』(三笠書房)『宇宙につながると夢はかなう』(フォレスト出版)などが累計250万部のベストセラーとなる。そのほか著書多数。人材教育に用いる企業、学校などが多く、海外でも翻訳されるなど幅広い読者の支持を受けている。

 

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