5分前行動がすべて決す

生き方


◇ あなたの人間力を高める ◇
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致知出版社の「人間力メルマガ」 2016.11.20


世界三大兵学校の一つ
江田島海軍兵学校。

その最後の生徒になった徳川宗英さんに、
実体験に基づく、優れた人材教育の
内幕について語っていただきました。

────────[今日の注目の人]───

☆ 5分前行動がすべて決す ☆

徳川 宗英(田安徳川家第11代当主)

※『致知』2016年12月号【最新号】
※特集「人を育てる」P54

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船乗りとしての
心構えや生活感覚として
叩き込まれたことの一つが、
何事も5分前には次にする行動の
準備を終わらせておくという
「5分前の待機」でした。

江田島では、起床から就寝まで
「5分前!」の号令とともに
行動することに明け暮れました。


なぜ「5分前」が
徹底されていたのかというと、
軍艦生活が始まれば、予定された
行動が定刻に整然と開始されないと
作業の効率が上がらず、周囲に
迷惑をかけることになるからです。

臨戦態勢においては、
5分どころか数10秒の
行動の遅れが文字どおり
死を招くことにもなるのです。


ゆえに「5分前の待機」は
単なる精神教育ではなく、
艦の安全を守り、仲間や自分の身を
守るための生活技術であり、
どんな時でも手間を厭わず
全力を尽くして艦の安全を図る
シーマンシップに基づいた教えなのです。


(略)


もともと軍隊では規律が重視されますが、
江田島の教育は、級友同士や
先輩・後輩の間のチームワークを
とりわけ重んじていました。

千変万化の海上で安全に
船を運用するためには、
何よりもチームワークが重要だからです。


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また、明治時代からの伝統として、

「士官である前に、まず紳士であれ」

という教育が行われてきました。

これは、人の上に立つリーダーを
育てることに主眼が置かれていたためで……



※「江田島にはよい思い出しかない」
 そう生徒たちが口ぐちに語る、
 江田島海軍兵学校の人間教育とは。
 続きは本誌で!