2017年05月09日
▽△あなたの人間力を高める△▽
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致知出版社の《人間力メルマガ》 2017.5.10
肝臓外科の世界的権威として知られ、
70歳を越えたいまも、患者さんを
救うために執刀を続ける幕内雅敏さん。
そのお話から、仕事に徹しきって
こられたことが伝わってきます。
───────「今日の注目の人」───
幕内 雅敏(外科医)
※『致知』2017年6月号【最新号】
※特集「寧静致遠」P40
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──幕内先生は今年3月末まで
院長を務められていた
日本赤十字社医療センターにおいて、
70歳を超えてなお現役の
肝臓外科医として多くの患者さんを
救ってこられたとお伺いしています。
4月からは東和病院の
院長に就任しましたが、
医者としての日常は、
いままでどおりやっているだけですよ。
ただ、70歳にもなると多少は
体力が落ちてくるから、
長い手術は無理をしてやらない。
例えば、4、5時間やったら
水分を摂って15分くらい
横になってからまた始める。
そうしないと途中で
僕がへばってしまって、
患者さんに迷惑を掛けかねないからね。
──最近ではどれくらいの
頻度で手術をされていたのですか?
日赤では月・水・金の週3日。
東京大学で教授をやっていた頃に、
年300例近くやっていたのに
比べれば随分減ったけど、
院長としての仕事との兼ね合いもあるし、
海外で講演を頼まれることも結構多くてね。
(中略)
──それだけご自身の
お仕事に徹しておられると。
僕のモットーは365日24時間、医者であれ。
これは外科医の宿命です。
僕らは患者さんを助けるために
仕事をしているのであって、
そのために患者さんのことを
常に考えるのが当然でしょう。
別に宗教に入っているわけじゃないけど、
祈りと信仰の日々と言ってもいい。
それに医学の世界は日進月歩ですから、
学び続けなければ患者さんを救えません。
僕は30年以上にわたって
詳細な手術記録を残し、
折に触れて見直してきました。
学会に参加して新しいことを取り入れ、
最新の論文に目をとおすなど
常に勉強を怠らなかった。
その積み重ねが明日の
患者さんを救うことになるんです。
──ではこれからもその思いで、
挑戦し続けられると。
どこまで続けられるか
分かりませんけど……
※世界基準の仕事をしてこられた
幕内さんの歩みは本誌でどうぞ!
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全国の『致知』読者から届いた声
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私は直心影流という流派の剣道家です。
剣道に一番大切なことは心です。
『致知』は古今の聖賢に
出合える書であり、心を学ぶ書
としては最良のものだと思います。
───田中光志さん/千葉県