2018年04月21日
主宰する女性向け自分磨きスクールや、大手企業をはじめ数多くの企業での社員研修を通じて、これまで数万人の人生をよりよき方向に導いてきたカリスマ人材教育家・井垣利英さん。自分に自信を持ち、人生を前向きに生きていく秘訣を教えていただきました。
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一人ひとりが世界で唯一の存在
――生徒さんにはどういうことを伝えられているのですか。
〈井垣〉
たくさんありますが、私が起業した時からずっと言い続けている言葉が一つあります。
「バラはバラ、ヒマワリはヒマワリとして生きるからこそ美しい」
バラがヒマワリに憧れても意味がないし、ヒマワリがバラを見て羨ましいと思っても意味がありません。それと同じで、一人ひとりが世界で唯一の存在である。その価値に気づいて、自分を大切にしてほしいと伝えています。ところが、自分の価値に気づかずにもったいない人がほとんどなんですよ。
――誰かと比較してしまったり。
〈井垣〉
そうそう。友達は誰とでも仲良くなれるのに、私は人と話すのが苦手だとか、お兄ちゃんはすごく勉強ができるのに、自分はできないだとか。
また、社会的な地位が高い人や造形的に美しい人など、傍から見たら自信がありそうな人でも、「自分に自信がない」ということで私のところに来るんですね。
だから、まずは自分には価値があると認識してもらう。私がいつも言っているのは、人には長所と個性しかない、短所はないということです。
――ああ、長所と個性しかない。
〈井垣〉
短所にばかり目を向けていて、自信がつくわけないんですよ。でも、あなたの素敵なところはこれですよってクローズアップして、長所をどんどん伸ばすことによって、自分で思っている短所が見えなくなっていくんですよ。
(本記事は『致知』2016年12月号 特集「人を育てる」より一部抜粋・編集したものです) ◎各界一流プロフェッショナルの珠玉の体験談を多数掲載、定期購読者数No.1(約11万8,000人)の総合月刊誌『致知』。あなたの人間力を高める、学び続ける習慣をお届けします。 たった3分で手続き完了、1年12冊の『致知』ご購読・詳細はこちら。 ≪「あなたの人間力を高める人間力メルマガ」の登録はこちら≫
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愛知県生まれ。中央大学法学部卒業。フリーアナウンサーなどを経て、平成14年シェリロゼ起業。マナー、話し方、プラス思考、メイクなどの「自分磨きスクール」を東京と名古屋で開催。企業での「社員研修」を含めて年間100本ほど手掛ける。著書に『プリンセス・マナーブック』(大和書房)、『仕事の神様が“ひいき”したくなる人の法則』『開運 #年中行事はじめました』(致知出版社)など多数。