2016年05月02日
その後の研究活動から私が辿り着いた、
いつまでも元気で健康寿命を全うできる
“究極の長寿食む”
をご紹介したいと思います」
そう述べるのは、
食や栄養の研究で知られる
家森幸雄さんです。
「日本の伝統食は世界最高に近い長寿食」
だそうですが、
そういう日本食にも欠点があるそうです。
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★ 健康寿命を延ばす究極の長寿法 ★
家森 幸雄
(武庫川女子大学国際健康開発研究所所長)
※『致知』2016年6月号【最新号】
※連載「大自然と体心」
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ところが、そんな日本食にも
二大欠点がありました。
一つは塩分が過剰であること。
もう一つは、遊牧民でなかったことから
牛乳を飲む習慣がなく、
カルシウムが不足しがちだということです。
先述のように、
塩分過剰は脳卒中に繋がり、
カルシウム不足は
骨粗鬆症や骨折などに繋がります。
この欠点が日本人の
健康寿命を短くしている
“寝たきり”の二大原因なのです。
日本人の男女の平均寿命は
現在、84歳と世界のトップですが、
脳卒中や骨折などによる
「寝たきり期間」を除いた健康寿命は
平均寿命より10年以上も短く、
決して長寿国だと喜んではいられません。
そして、
この欠点をどう解決しようかと
考えた末に、
私が着目したのが……、
※日本食の欠点を補う食材とは
何だったのでしょうか。
その食材や効果については、
出たばかりの『致知』6月号で
ご紹介しています。