死んだ仲間の分まで…


宮城県仙台市で
筋ジストロフィーと闘いながら
NPO法人の活動を続ける
櫻井理さん。

そのエネルギッシュな
行動力の源泉をお聞きしました。

───────「今日の注目の人」───

☆ まず動く、そこから道はひらける ☆

櫻井 理
(NPO法人LiFESET代表理事)

※『致知』2017年5月号【最新号】
※特集「その時どう動く」P40

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──お話を伺っていると、
  櫻井さんの行動力と
  思いの強さに圧倒されますが、
  その力はどこから出てくるのですか。


人工呼吸器を24時間装着するようになり、
熱と痰で苦しんでいた
時期を乗り越えた頃から、
何かができる喜びが
それまで以上に大きくなりましたね。

何でもやってみたいという思いに
突き動かされるようになって、
それがきっと前向きな姿勢に
繋がっているのだと思います。

人前で講演する時も、
できる喜びが緊張感を凌駕している
といった感じです。
  
櫻井氏1


──落ち込んだり自暴自棄になったり
  したことはありませんか。


自暴自棄になったことは
なかったですね。

僕は呼吸不全などで
亡くなっていった
同じ病気の仲間を
たくさん知っています。


仲間の死に接するたびに、

「命ある限り精いっぱい生きていこう」

と自分に言い聞かせてきました。


生かされている分、
彼らの思いを受け継いで
頑張らなきゃいけない
という考えなんです。
 

僕は常に死と隣り合わせの状態に
あるわけですが、
死ぬのが怖いという
感覚は全然ありません。

将来どうなるかが分かった上で
仕事をさせていただいているのだから、
全力で動こうと。

自分で限界を設定したら、
それで終わりです。


また、全力で活動することで……




※櫻井さんのお話には
 教えられることがたくさんあります。
 続きは最新号をお読みください。