本を素読しよう!


◇ あなたの人間力を高める ◇
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致知出版社の「人間力メルマガ」 2016.11.1


テレビのコメンテーターとしても人気の
齋藤孝さんは、読書家としても有名です。

その齋藤さんが特にお薦めなのが、
古典や文学作品を声に出して読む素読。
素読の効果とは
どのようなものなのでしょうか。

────────[今日の注目の人]───

☆ 素読のすすめ ☆

齋藤 孝(明治大学文学部教授)

※『致知』2016年12月号【最新号】
※特集「人を育てる」P22

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私が素読を続けてきて思う
素読の素晴らしさは、
先人の知恵が自然と体に刻まれていく
感覚を覚えることにあります。


宮澤賢治が
「からだに刻んで行く勉強」
が大事だと言っていますが、
素読によって覚えたものは
自分の中で生き続けていて、
長期的に人生を支えてくれる。

何かトラブルが起きた時に、
記憶した言葉が甦ってきて
励ましてくれる。

そんな感覚があるんですね。


その点、昔の知識人、教養人は
古典や名文を暗誦して、
ある種の暗誦文化を
築いたわけでしょう。


齋藤氏②


そして、それが
明治維新の原動力ともなっていった。


その暗誦文化を日本が
いつ失ってしまったかについて
評論家の唐木順三さんが

「漱石、鴎外は素読世代だから、
 暗誦ができて知識が体に刻まれていた。
 しかし、大正時代になると
 知識を教養として身につける
 教養世代が出てきて、
 素読世代は終わりを告げた」

という意味のことを
おっしゃっています。

イギリスではシェイクスピアやバイロン、
フランスではラシーヌなどが
学校教育で暗誦されています。

世界を見渡しても日本ほど……




※では、具体的にどのような本を
 どのように
 素読したらいいのでしょうか。
 詳しくは最新号で紹介しています。