2017年02月01日
昨年の日本シリーズで
広島東洋カープを破り、
北海道日本ハムファイターズを
日本一に導いた監督の栗山英樹さん。
栗山さんの野球人生や
勝つためのチームづくり、
選手をやる気にさせる
指導のコツなどをお聞きしました。
そのお話の一部をご紹介します。
───────「今日の注目の人」───
☆ チームを日本一に導いたもの ☆
栗山 英樹
※『致知』2017年3月号
※特集「艱難汝を玉にす」P12
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──栗山監督は
プロ野球選手になりたいという夢は、
いつ頃からお持ちでしたか。
物心ついた時からそう思っていました。
というのも僕らの世代は野球しかなくて、
しかも王さん長嶋さんの時代だったので、
プロ野球選手になりたくてたまらない
という感じでしたね。
ただ、大学在学中には教員免許を取って
一度は教員になろうと考えたのですが、
どうしてもプロ野球選手になることが
諦めきれなかった。
それでプロチームの入団テストを受けて、
ヤクルト・スワローズにドラフト外での
入団が決まりました。
──夢に見たプロの世界は
いかがでしたか。
失敗したな、と思いました。
──失敗した?
こんなすごい人たちが集まるようなところに
入っちゃいけなかったというのが、
正直な思いでした。
そう思ってしまうこと自体問題でしたけど、
それくらいプロの世界というのは
才能の世界なんだっていうことを
まざまざと感じさせられましたね。
さらに二年目にはメニエール病といって、
平衡感覚が狂う三半規管の難病に罹ってしまい、
現役時代はずっと苦しめられました。
ただ、それも含めて僕の才能なんだ
というふうに受け止めようとは
していましたね。
──特に影響を受けた人物は
いらっしゃいますか?
それは当時二軍監督だった
内藤博文さんですね。
内藤さんは
巨人にテスト生として入団した選手の中で、
初めてレギュラーになった方でした。
当時結果を出せずに苦しんでいた
僕に対して、内藤さんは……
※意気消沈していた栗山さんを
甦らせた内藤さんの言葉とは
どのようなものだったのでしょうか。
その後の優勝までの道のりと併せて
ぜひ最新号でお読みください。
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『致知』には運命を変える言葉がある
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