国民教育の師父が遺した不朽の名語録459

『修身教授録』などの著作で知られる
“国民教育の師父”森信三先生。

その森先生による不朽の名語録
『下学雑話』が、このたび弊社より
新装版として発刊されます。

・真の学問とは

・生涯の工夫

・言葉は人なり、

・人間的教養

・老いて老いざる

・師弟の間

・言霊

・真の生き甲斐

・生涯稽古

・修養無限

・捨身

……など、459もの珠玉の言葉をまとめた語録集。

その中で、森信三先生は、日常生活や職場における
さまざまな「心得」について具体的に説かれています。

心に残る言葉のいくつかをご紹介します。

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■提出期限心得

すべて提出物の如きも、提出期日に無理なき様にし、
また都合によっては、受付け開始日とメ切日とを別にし、
その間、余裕をおくも一法ならむ。

また提出する側としては、メ切日より幾日か前に、
自己のメ切日を定め置くがよし。
かくすれば世の中急に明るくなりて、
生活もつねに余裕を生ぜむ。

■読書心得

自己の体系の未だ定まらざる間は、
多くの異体系の書を読むは、唯迷いを増すのみ。

但し非体系的なる書は、多読必ずしも妨げずというべし。
されど型とか枠を主とする体系的書籍の多読は、
未定見の間は最も害あり、慎しむべし。

■平生の心得

他人から良書を尋ねられて「サァ」と考え込み、
それからあれも良し、これも良しと
並べ立てる人の言は信ずるに足らず。

人間は平生の用意が、
かかる咄嗟の間に表われるものなり。

■宴会心得

宴会ほど注意を要する処なし。
ある意味では、式場以上に内的緊張を要せむ。
然るを常人多くは、宴会は最も放心の場所と心得。
これ過ち多きゆえんなり。

宴会については、詳しくは露伴の随筆集
『長語』中の「宴会」の一文を見るべし。
この一文のみでも、文豪の名に背かずというべきか。

■電話心得

目上の人を電話口へ呼ぶは、原則としては
避くべきことなり。されど実際にはそうもならぬ場合あり。
その際にはかかる失礼なことは、
元来出来ぬものと心して、言葉づかいを丁重にすべし。

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国民教育の師父が遺した不朽の名語録459

 

『下学雑話(かがくざつわ)』

森信三・著

定価=本体1,500円+税

https://www.amazon.co.jp/dp/4800911710/

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