半径一メートルの人から幸せにする経営

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社員満足度調査で東日本第一を
獲得したこともあるという
ハーブ・アロマテラピー業界の雄「生活の木」。

社長の重永さんが語る、
事業発展の根幹となる
経営者の第一条件とは──。

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◆ 経営者の第一条件 ◆

重永 忠(生活の木代表取締役CEO)

※『致知』2016年5月号【最新号】
※特集「視座を高める」

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──重永社長がリーダーとして
大切にされていることは何ですか。
社内の隅々まで知り、
自らすべて経験することですね。

「俺は研究開発は見るけど、
財務は経理部長に任せたよ」

という具合に、経営者って
バランスが悪くなりがちなんです。

私は現場第一主義で、報告書だけ読んで
分かったつもりになるのではなく、
何かあったらすぐ現場に行って
自分の目で見るように心掛けています。
すべての部門、
すべての人に気をかけると。

そういう意味では、
人間好きであることも大事ですね。
──ああ、人間好きである。
経営者を引退する時って、
私は決して判断力が鈍ったりとかではなく、
人間好きな気質が劣ってきた
時だと思っています。

つまり、人に会うのが億劫になったり、
新しい出会いを求めなくなったら、
そこが引き際なのかなと。
あとは、いまの話とも関連しますが、
普通の経営者は人件費を経費と考えて、
できるだけ抑えようとしますよね。

損益計算書でも
販管費に位置づけられていて、
粗利から引かれてしまう。
ところが、人を雇って教育すれば、
その人財が如何なく腕を振るうわけです。

要するに、人件費はマイナスではなく、
利益にプラスするものだと。
そういう考え方で
利益と人件費を高めていきました。
それと、……

 

※事業をスタートしてから今年で37年。
 全くのゼロから業界の雄として
 注目を集めるまでの軌跡には
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