勇気ある校長先生

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致知出版社の「人間力メルマガ」 2016.12.7


被災児童へのいじめ問題が報じられ、
いじめに対する世間の注目は
ますます高まっています。

本日は、いじめ問題に関する
ある学校の具体例をご紹介します。

────────[今日の注目の人]───

☆ 勇気ある校長先生 ☆

占部 賢志(中村学園大学教授)

※『致知』2017年1月号【最新号】
※連載「日本の教育を取り戻す」P120

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【占部】
ところで、情けない学校が多い中、
必要とあらば出席停止措置も
辞さない動きが出始めているのも事実です。


【PTA役員】
どんな取り組みなんでしょうか。


【占部】
たとえば、東京都の品川区では、
「出席停止ハンドブック」を作成、
区内の全教員に配布して
研修会を開いています。

要するにマニュアルを作ったのです。

一歩前進というべきでしょう。


【教師C】
具体的にはどんな指導を
しているのでしょうか。


【占部】
実際に適用した例はまだ
ないのじゃないかな。

ただ、今年のはじめに『読売新聞』の
「教育ルネサンス」(2月4日付)に
取り上げられた熊本県山鹿市立
山鹿中学校の事例は参考になるでしょう。

記事によると、学校で起きたいじめは
暴力を伴う悪質なもので、
被害生徒は登校できなくなった。

さらに加害者の生徒らは
授業中にも廊下を闊歩するなどの
行為をしていたそうです。

そこで、赴任したばかりだった校長は、
いじめによって安心して
授業が受けられないならば、
いじめた生徒は登校させない
との方針を保護者会に伝えていたらしく、
市教委の了解を得た上で

「いじめられた生徒が
 登校できるようになるまで、
 お子さんは学校に入れません」

と申し渡したといいます。


【PTA役員】
勇気ある校長先生ですね。

それに責任感も強い。

こういう校長先生なら、
多くの保護者がバックアップしますよ。


【教師A】
いじめた生徒にはどういう
指導をされたのですか。


【占部】
毎日教師たちが…



※いしめに対して学校が
 どれだけ本気で向き合えるか。
 本事例から教えられることは
 たくさんあるように思います。