住環境を変える驚きの素材!珪藻土壁!

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┃致知出版社の「人間力メルマガ」 2015.9.27 (Sun)┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


茨城県にある株式会社 根子左


長年、左官業を営むこの会社で
いま最も力を入れているのが、
珪藻土(けいそうど)の普及です

かつて日本の住居空間に当たり前のように
存在していた土壁や漆喰。

特に都心では見る影もなくなりましたが、
これらが失われた代償は
あまりにも大きいと根子社長は指摘します


そこで本日は、土壁や漆喰に変わり得るという
珪藻土壁とはいかなるものかを見てみましょう
!!

 

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 「珪藻土壁が住環境を変える」

                  根子 清(根子左社長)
               
                 
※『致知』2015年10月号
              
連載「致知随想」

より

            

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転機が訪れたのは20年ほど前のことだ。



珪藻土(けいそうど)壁という、それまで扱ったことのない
仕事が舞い込んできたことに始まる。

当初は熟練の職人に任せればすぐに
できるだろうと軽い気持ちで引き受けたのだが、
手こずることになろうとは思いもしなかった。

壁が固まり始めると壁表面の乾きが早く、
仕上がりがなかなかうまくいかなかったのだ。


試行錯誤の末にようやく仕事が片づいたところで、
ふと私は余った材料を使って
事務所の壁に塗ってみようと思いついた。

日本の風土に最適と謳われていた
珪藻土壁の機能性を試してみたいという気持ちからだ。


するとどうだろう。


例えば、窓の結露がぴたりとやんだことや、
たばこをいくら吸っても部屋に匂いが残らず、
ヤニがつかなくなるなど、
驚くような効果を次々と目の当たりにしたのだ。


そもそも珪藻土とは、
古の海に生息していた藻が
海底に沈殿してできた堆積(たいせき)物で、
多孔質(たこうしつ)の性質を持つ。


ゆえに固まりにくいという特質があるため、
弊社で扱う珪藻土壁は化学合成樹脂は一切使うことなく、
珪藻土を石灰(漆喰)で固めている。

壁に僅(わず)か3ミリ塗れば低コストで
伝統的な土壁や漆喰と同じ高い吸放湿機能性を有する。

一方、珪藻土壁について調べていくうちに、
我われの祖先がいかに日本に適した
居住空間をつくり上げてきたかを知ることができた。

日本の気候は湿度が高く、
放っておけば室内にダニやカビが発生してしまう。

ところが土壁漆喰、畳、襖(ふすま)、そして障子などで
できた日本の伝統的な建築には、
ダニやカビが存在しなかったという。


自然の素材による絶妙な調湿機能で、
梅雨時であっても室内環境は
常に湿度60パーセント以下に保たれ、
ダニもカビも生息できないからだ。


では現在はどうかと言うと、
外気を遮断しようとするあまり室内は
ほとんど密閉状態となっている。

壁はクロス、壁紙と称しているが
素材はビニールが多く吸放湿機能性はない。

これでは空調機等でコントロールするにも限界があり、
高湿度となった室内はダニやカビの
住みよい環境となってしまっているのだ。

さらに建築に工業製品、鉄、コンクリート、
ガラス、合成樹脂、そして化学物質などの
新建材が多用された住居に住むことで、
それらが人体に及ぼす悪影響も大いに懸念されている。


シックハウス症候群はその最たる症例であろう。


合理化、効率化の名のもとに進む住環境の悪化が、
そこに住む人の健康を蝕(むしば)みつつ
あるということだろう。

 

『致知』には運命を変える言葉がある

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 私も『致知』を推薦します
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越智直正 氏
タビオ会長

『致知』は私の氣付け薬のような存在です。


 

 

 



樋口武男 氏
大和ハウス工業会長兼CEO

モノに溢れ、またグローバル化が進み
価値観が多様化する現代においては、
『人間力』の涵養が求められています。
誌面を通して『人間力』の更なる醸成へ
ご尽力されることを期待します。

 

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