人はなぜ鉄道を地下に走らせようとしたのか


一昔前のことですが、
「地下鉄はどうして入れたのでしょうね」
という漫才がありました。

その答えがこの記事にあります。


───────「今日の注目の人」───

梅原 淳(鉄道ジャーナリスト)
  
※『致知』2017年9月号【最新号】
※特集「閃き」P32

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世界初の地下鉄は、
いまから150年以上前の1863年、
いち早く産業革命を経験した「世界の工場」、
大英帝国(イギリス)の首都・
ロンドンで誕生しました。
 
当時のロンドンは
世界で最も工業化の進んだ都市でしたが、
様々な国から多くの人が集まり、
街は大変な混雑状態にありました。


道路や橋には馬車や商人が
せわしなく往来し、
飲料水、下水の区別なく使われていた
テムズ川を行き交う蒸気船は、
河川の汚染をより一層進め、
橋を渡る人々が鼻を覆うほど。
 
また、家屋やオフィスが乱立し、
行き場のない貧しい労働者たちは
都心部にスラムを形成、
衛生環境も非常に劣悪でした。

 
これでは前にも後ろにも進めないと、
ロンドン市は対策に乗り出しますが、
様々なアイデアが出される中で、
まず地下に人が歩けるトンネルを
つくってはどうかとの提案がなされます。


そして、フランス系の技術者・
ブルネル親子により、
1843年にテムズ川南岸のロザーハイズと
北岸のワッピングとを結ぶ
世界初の水底トンネル
「テムズ・トンネル」が建設されるのです。
 
しかし、地下トンネルだけでは
市内の混雑を解消するのに
十分ではありませんでした。


(中略)


鉄道は19世紀初めに実用化されており、
歩行者用の地下トンネルもつくられた。

そうした中で、今度は
「地下に鉄道を走らせてはどうか」
という閃きが生まれてくるのは……

 

※世界初の地下鉄はどのように
 建設されたのでしょうか。
 先人の苦労が偲ばれる記事の内容は
 ぜぴ最新号で。

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