2016年06月05日
伝説の料理番組「料理の鉄人」で
初代の和の鉄人として見事な腕前で
お茶の間を魅了した道場六三郎さん。
そんな道場さんが語る
一流と二流を分けるものとは。
────────[今日の注目の人]───
★ 一流と二流とを分けるもの ★
道場 六三郎(銀座ろくさん亭主人)
※『致知』2016年7月号【最新号】
※連載「二十代をどう生きるか」
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これまで私は数多くの
料理人と接してきましたが、
中には伸びていく人もいれば
途中で止まってしまう人、
消えていなくなってしまう人もいます。
その差はどこにあるのか。
私は料理の腕以上に
日常のあり方に表れると思っています。
玄関で脱いだ靴を揃えるとか
身の回りの掃除をきちんとするとか、
あるいはお客様にお膳を出す時に
お皿や箸が傾いていないかなど、
日常の当たり前のことが
徹底できているか否か。
さらに言えば、伸びる人は
若い時の数年間に「バカ」がつくほど
仕事漬けの日々を送っています。
これは間違いありません。
どこまでも上を目指し、
謙虚に素直に人の言うことを聞く。
そして、どんなに辛いことがあっても、
ここが踏ん張りどころと思い、
逆境をも喜んで受け入れ、
苦しいことから逃げない。
決して諦めない。
そこが一流と二流を分けるのです。
※この道66年の巨匠・道場さん。
その原点となった二十代の歩みは
どれも示唆に富んだものばかり。
その全容は本誌でご覧ください!