あるのは夢と情熱だけ

仕事論


◇ あなたの人間力を高める ◇
───────────────
致知出版社の《人間力メルマガ》 2017.2.6


ドトールコーヒーを創業した
鳥羽博道さんの会社設立への
熱い思いが伝わってきます。

───────「今日の注目の人」───

☆ あるのは夢と情熱だけ ☆

鳥羽 博道(ドトールコーヒー名誉会長)

※『致知』2017年3月号【最新号】
※連載「二十代をどう生きるか」P102

───────────────────

帰国後、再びコーヒー卸会社で
働いていたが、ある時、得意先を
競合他社に取られた社員を
往復ビンタで殴る社長の姿を見た
瞬間、辞表を提出した。


大変恩義はあるけれども、
こういう状況のもとに
会社は発展しない。

厳しい中にも和気藹々とした
理想の会社をつくろう。

そう思ったのである。


ゆえに私が起業したのは、
社長になりたいからでも、
金儲けがしたいからでもない。

ただ理想の会社をつくりたい。

その一念だけだった。

鳥羽さん


資本金の30万円も人から借金をし、
八畳一間の場所で二人の
仲間とともにコーヒー豆の
輸入・卸の会社を立ち上げた。

「ドトール」という社名は、
ブラジル時代に住んでいた
地名から取った。

お金も後ろ盾もない。

コーヒーの品質も高くない。

あるのは夢と情熱だけ。

まさに徒手空拳で
スタートしたため、
最初は全く買ってもらえなかった。

明日潰れてもおかしくない
という恐怖心を静めようと、
夜は自宅近くの神宮外苑を
散歩してからいつも帰宅していた。

そんなある時、ハッと
気がついたことがある。

潰れる、潰れると思うから心が萎縮し、
思い切った仕事ができない。

明日潰れてもいいじゃないか。

きょう一日、朝から晩まで
体の続く限り働く。

明日のことは考えない。

きょう一日に集中しよう──。



毎日毎日こういう心構えで
仕事を続けていると…





※「真剣、本気、何が何でも
  という思いがなければ、
  物事は成就しない」
 と語る鳥羽さん。その真剣、
 本気の人生体験の続きは
 本誌で堪能してください。