あるお父さんの遺言

感動する話



独特の道徳授業で生徒たちからも
人気を誇る服部先生

本日は、その人気の授業の
一部をご紹介!

「こんな授業を子供の頃に
受けたかった」

そんな声が聞こえてきそうです



****************************************

特攻で散った父の思い



服部 剛(横浜市公立中学校教諭)








※『致知』2016年3月号P50

  特集「願いに生きる」



****************************************


 



 

生徒たちには先人に対する

敬意と感謝の思いも

ぜひ伝えたいと思っています。


そのために取り上げるのが

特攻隊の遺書なんです。



──ああ、重たいテーマですね。



この授業では、


「次の手紙は、あるお父さんが

 娘さんに書いた手紙の冒頭部分です」


と前置きしながら、

最初にそれを読み上げていきます。



「素子、素子は私の顔を

 見てよく笑いましたよ。

?

 私の腕の中で眠りもしたし、

 またお風呂に入ったこともありました。

?

 素子が大きくなって

 私のことが知りたい時は、

 お前のお母さん、佳代伯母様に

 私のことをよくお聞きなさい。

?

 私の写真帳もお前のために

 家に残してあります。

?

 素子という名前は私がつけたのです。

?

 素直な心の優しい、思いやりの

 深い人になるようにと思って、

 お父様が考えたのです」



生徒たちには、このお父さんが

どんな人と思うかを自由に発表させた後、

素子さんを抱いている

制服姿の父親の写真を見せます。


その父親は植村眞久さんという

特攻隊員であることを話し、

特攻隊とは何だったかを

説明していきます。


そして、植村さんが

特攻隊員として飛び立つまでの

記録を丹念に辿りながら、

この遺書をどういう思いで

書いたのかを皆に

考えさせていくんです。



──生徒さんはきちんと

  受け止めてくれますか。



授業をやってみて驚いたのは、

否定的な受け止め方をする

生徒はとても少ないことです。


逆に多くの生徒が自分と

それほど年齢の変わらない

若者たちの凜とした生き方に驚き、

普段はやんちゃな生徒までもが

ポロポロと涙を流しながら

聴き入ってくれるんです。

?

「もっと読みたい。

 遺書はどこに行けば読めますか」


と聞いてくる子も何人もいますね。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


『致知』3月号のテーマは
「願いに生きる」


 

 

 





・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

~~~
注目の記事~~~


「信念を抱いて願うことは必ず実現する」



渡邊直人(王将フードサービス社長)
福地茂雄(アサヒビール社友)








2年前、不慮の事件に見舞われ突如
経営トップを失った王将フードサービス。
しかし、その後も同社の経営は揺らぐことなく、
次々と打ち出される改革により一層の躍進を遂げている。
急遽バトンを引き継いだ渡邊直人氏は、
どのような思いで経営に臨んできたのだろうか。
渡邊氏の取り組みと、
そこに込められた願いについて、
同社と関係の深い福地茂雄氏に聞いていただいた。


 


 

 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・




 『致知』のお申し込みはこちらから
     ↓   ↓

致知出版社編集部ブログ








”『致知』を1年間、お届けします