あの神田昌典さんがご登場

仕事論


多くの企業に活路をもたらし、
日本のトップマーケターにも選出された
経営コンサルタントの神田昌典さんに、
ご自身の役割についてお話しいただいています。

神田 昌典(経営コンサルタント)
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※『致知』2017年11月号
※特集「一剣を持して起つ」P36

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コンサルタントとしての私の役割は、
企業の進化を速やかに
一貫性を持って根づかせることである。
 
私がお手伝いをさせていただいている
年商400億円の中堅企業様は、2年間で株価が4倍になり、
『日本経済新聞』の急成長ビジネスランキングでトップになり、
さらに1年間で新入社員の離職率は半分に減った。
 
こうした実績を上げる際に最も重要な作業は、その会社の秘めている
未来に向かうエネルギーを言語化すること、価値探索である。

トップが会社のビジョンについて潜在意識で感じている、
言語化できない言葉を引き出すのである。

うまく引き出されたトップは、


「そうなんだよ神田さん、
 私はそれをやりたいと思っていたんだよ」



と顔を輝かせる。
 
その上で今度は幹部の方々にも同じ作業を行い、
それまで声にならなかった思いを吸い上げていく。



そこで自分たちの考えていたことが、
社長の思いと同じであることに気づけば、
会社は未来へ向かって力強く歩み始める。

方向性が違う人は自然にいなくなるので、
その下にいる若手が動きやすくなり、
新しい価値の創造に力を発揮し始めるのである。
 
その会社が長い間積み重ねてきた歴史を、
そのまま未来へ振り向けようとしてもなかなかうまくいかない。